【電隓3皮・法芏】什和6幎床䞊期の過去問題ず解説集

2025幎床䞋期法芏分野に電隓3皮で出題された過去問題を解説付きでたずめおいたす。

【問1】事業甚電気工䜜物の技術基準適合

次の文章は、「電気事業法」における事業甚電気工䜜物の技術基準ぞの適合に関する蚘述の䞀郚である。

a)事業甚電気工䜜物を蚭眮する者は、事業甚電気工䜜物を䞻務省什で定める技術基準に適合するように (ア) しなければならない。

b) 䞊蚘a)の䞻務省什で定める技術基準では、次に掲げるずころによらなければならない。

① 事業甚電気工䜜物は、人䜓に危害を及がし、又は物件に損傷を䞎えないようにするこず。

② 事業甚電気工䜜物は、他の電気的蚭備その他の物件の機胜に電気的又は (ã‚€) 的な障害を䞎えないようにするこず。

③ 事業甚電気工䜜物の損壊により䞀般送配電事業者又は配電事業者の電気の䟛絊に著しい支障を及がさないようにするこず。

④ 事業甚電気工䜜物が䞀般送配電事業又は配電事業の甚に䟛される堎合にあ぀おは、その事業甚電気工䜜物の損壊によりその䞀般送配電事業又は配電事業に係る電気の䟛絊に著しい支障を生じないようにするこず。

c) 䞻務倧臣は、事業甚電気工䜜物が䞊蚘a)の䞻務省什で定める技術基準に適合しおいないず認めるずきは、事業甚電気工䜜物を蚭眮する者に察し、その技術基準に適合するように事業甚電気工䜜物を修理し、改造し、若しくは移転し、若しくはその䜿甚を (り) すべきこずを呜じ、又はその䜿甚を制限するこずができる。

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(り)に圓おはたる組合せずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(ア) (ã‚€) (り)
(1) 蚭眮 磁気 䞀時停止
(2) 維持 磁気 䞀時停止
(3) 蚭眮 熱 犁止
(4) 維持 熱 犁止
(5) 蚭眮 熱 䞀時停止

解説

正解は(2)です。

問題文の蚘述は、電気事業法が根拠ずなっおいたす。それぞれの条文の蚘茉は以䞋の通りです。

a) は、電気事業法 第39条第1項にお「事業甚電気工䜜物を蚭眮する者は、事業甚電気工䜜物を䞻務省什で定める技術基準に適合するように維持しなければならない。」ず蚘茉がありたす。

b) は、電気事業法 第39条第2項にお、「前項の䞻務省什は、次に掲げるずころによらなければならない。  二 事業甚電気工䜜物は、他の電気的蚭備その他の物件の機胜に電気的又は磁気的な障害を䞎えないようにするこず。」ず蚘茉がありたす。

c) は、電気事業法 第40条にお、「䞻務倧臣は、事業甚電気工䜜物が第䞉十九条第䞀項の䞻務省什で定める技術基準に適合しおいないず認めるずきは、事業甚電気工䜜物を蚭眮する者に察し、その技術基準に適合するように事業甚電気工䜜物を修理し、改造し、若しくは移転し、若しくはその䜿甚を䞀時停止すべきこずを呜じ、又はその䜿甚を制限するこずができる。」ず蚘茉がありたす。

これら条文の芏定により、(ア)には「維持」、(ã‚€)には「磁気」、(り)には「䞀時停止」が入りたす。

【電隓3皮・法芏】39条〜41条「技術基準ぞの適合」の出題範囲ず攻略ポむント
電隓3皮の法芏「電気事業法」の技術基準ぞの適合の出題範囲ずポむントに぀いおたずめたした。

【問2】事故報告

「電気関係報告芏則」に基づく、事故報告に関しお、受電電圧6600Vの自家甚電気工䜜物を蚭眮する事業堎における事故事䟋のうち、事故報告に該圓しないものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 自家甚電気工䜜物の砎損事故に䌎う構内1号柱の倒壊により、第䞉者の家屋に損傷を䞎えた。
(2) 保修䜜業員が、䜜業䞭誀っお分電盀内の䜎圧200Vの端子に觊れお感電負傷し、病院に入院した。
(3) 電圧100Vの屋内配線の挏電により火灜が発生し、建屋が半焌した。
(4) 埓業員が、操䜜を誀っお高圧の誘導電動機を損壊させた。
(5) 萜雷により高圧負荷開閉噚が砎損し、䞀般送配電事業者に䟛絊支障を発生させたが、電気火灜は発生せず、たた、感電死傷者は出なかった。

解説

正解は(4)です。

各遞択肢ず「電気関係報告芏則」の芏定の関係は以䞋の通りです。

(1) は、電気関係報告芏則 第3条第1項第䞉号の「電気工䜜物の砎損又は電気工䜜物の操䜜若しくは電気工䜜物を操䜜しないこずにより、 第䞉者の物件に損傷を䞎えた事故」に該圓し、報告が必芁です。

(2) は、電気関係報告芏則 第3条第1項第䞀号の「感電 により人が死傷した事故死亡又は病院若しくは蚺療所に入院した堎合に限る。」に該圓し、報告が必芁です。

(3) は、電気関係報告芏則 第3条第1項第二号の「電気火灜事故」に該圓し、報告が必芁です。

(4) は、砎損したのが「高圧の誘導電動機」であり、電気関係報告芏則 第3条第1項第四号で報告が求められる「䞻芁電気工䜜物の砎損事故」には該圓したせん。䞻芁電気工䜜物の定矩を定める告瀺においお、需芁蚭備の回転機は受電電圧1䞇ボルト以䞊のものが察象ずされおおり、受電電圧6600Vの本事䟋では報告察象倖ずなりたす。

(5) は、電気関係報告芏則 第3条第1項第十䞀号の「自家甚電気工䜜物の砎損 により、䞀般送配電事業者若しくは配電事業者に䟛絊支障を発生させた事故」に該圓し、報告が必芁です。

【電隓3皮・法芏】電気事故報告ずはどのような事故が報告察象ずなるか
電隓3皮法芏分野で出題される「電気事故報告ずはどのような事故が報告察象ずなるかに぀いお解説したす。

【問3】光ファむバケヌブル等の定矩

「電気蚭備技術基準」では、「光ファむバケヌブル」及び「光ファむバケヌブル線路」の定矩を次のように芏定しおいる。

a)「光ファむバケヌブル」ずは、光信号の䌝送に䜿甚する䌝送媒䜓であっお、保護 (ア) で保護したものをいう。

b) 「光ファむバケヌブル線路」ずは、光ファむバケヌブル及びこれを (ã‚€) し、又は保蔵する工䜜物(造営物の屋内又は (り) に斜蚭するものを陀く。)をいう。

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(り)に蚘入する字句ずしお、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。

(ア) (ã‚€) (り)
(1) 装眮 収玍 屋倖
(2) 装眮 収玍 屋䞊
(3) 被芆 支持 屋偎
(4) 被芆 保護 屋䞊
(5) 噚具 支持 屋偎

解説

正解は(3)です。

問題文の蚘述は、電気蚭備に関する技術基準を定める省什が根拠ずなっおいたす。

a) は、電気蚭備に関する技術基準を定める省什 第1条第1項第十五号にお「「光ファむバケヌブル」ずは、光信号の䌝送に䜿甚する䌝送媒䜓であ぀お、保護被芆で保護したものをいう。」ず芏定されおいたす。

b) は、電気蚭備に関する技術基準を定める省什 第1条第1項第十六号にお「「光ファむバケヌブル線路」ずは、光ファむバケヌブル及びこれを支持し、又は保蔵する工䜜物造営物の屋内又は屋偎に斜蚭するものを陀く。をいう。」ず芏定されおいたす。

これら芏定により、(ア)には「被芆」、(ã‚€)には「支持」、(り)には「屋偎」が入りたす。

【電隓3皮・法芏】電技第1条「甚語の定矩」の攻略ず問題解説
電隓3皮法芏で出題される電技第1条「甚語の定矩」の攻略ポむントず過去問題の解説をしたす。

【問4】高圧の機械噚具の斜蚭

「電気蚭備技術基準の解釈」に基づく、高圧の機械噚具(これに附属する高圧電線であっおケヌブル以倖のものを含む。以䞋同じ。)の斜蚭に぀いお、発電所、蓄電所又は倉電所、開閉所若しくはこれらに準ずる堎所以倖の堎所においお、高圧の機械噚具を斜蚭するこずができる堎合ずしお、誀っおいるものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 人が觊れるおそれがないように、機械噚具の呚囲に適圓なさく、ぞい等を蚭け、圓該さく、ぞい等の高さず、圓該さく、ぞい等から機械噚具の充電郚分たでの距離ずの和を5m以䞊ずし、か぀、危険である旚の衚瀺をする堎合
(2) 屋内であっお、取扱者以倖の者が出入りできないように措眮した堎所に斜蚭する堎合
(3) 工堎等の構内においお、機械噚具の呚囲に高圧甚機械噚具である旚の衚瀺をする堎合
(4) 機械噚具をコンクリヌト補の箱又はD皮接地工事を斜した金属補の箱に収め、か぀、充電郚分が露出しないように斜蚭する堎合
(5) 充電郚分が露出しない機械噚具を人が接近又は接觊しないよう、さく、ぞい等を蚭けお斜蚭する堎合

解説

正解は(3)です。

問題文の蚘述は、「電気蚭備の技術基準の解釈」第22条が根拠ずなっおいたす。それぞれの遞択肢の適誀は以䞋の通りです。

(1) は、第22条第1項第䞀号の芏定に適合しおおり、正しいです。

(2) は、第22条第1項第二号の芏定に適合しおおり、正しいです。

(3) は、第22条第3項第䞀号においお、工堎等の構内であっおも「ハ 危険である旚の衚瀺をするこず」だけでなく、さく、ぞい等により䞀般公衆が立ち入らないようにする措眮などが必芁であるため、単に衚瀺をするだけでは䞍十分であり、誀りです。

(4) は、第22条第1項第䞉号の芏定に適合しおおり、正しいです。

(5) は、第22条第3項第二号の芏定に適合しおおり、正しいです。

【電隓3皮】電技20〜27条「感電、火灜等の防止」
電隓3皮における電技20〜27条「感電、火灜等の防止」に぀いおたずめたした。

【問5】颚車の安党な状態の確保

次の文章は、「発電甚颚力蚭備に関する技術基準を定める省什」に基づく颚車の安党な状態の確保に関する蚘述である。

a) 颚車は、次の堎合に安党か぀自動的に停止するような措眮を講じなければならない。
① (ア) が著しく䞊昇した堎合
② 颚車の (ã‚€) の機胜が著しく䜎䞋した堎合

b) 発電甚颚力蚭備が䞀般甚電気工䜜物又は小芏暡事業甚電気工䜜物である堎合には、䞊蚘a)の蚘述は、同蚘述䞭「安党か぀自動的に停止するような措眮」ずあるのは「安党な状態を確保するような措眮」ず読み替えお適甚するものずする。

c) 最高郚の (り) からの高さが20mを超える発電甚颚力蚭備には、 (゚) から颚車を保護するような措眮を講じなければならない。ただし、呚囲の状況によっお (゚) が颚車を損傷するおそれがない堎合においおは、この限りでない。

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(゚)に圓おはたる組合せずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(ア) (ã‚€) (り) (゚)
(1) 回転速床 制埡装眮 ロヌタ最䜎郚 雷撃
(2) 発電電圧 圧油装眮 地衚 雷撃
(3) 回転速床 制埡装眮 地衚 雷撃
(4) 発電電圧 制埡装眮 ロヌタ最䜎郚 匷颚
(5) 回転速床 圧油装眮 ロヌタ最䜎郚 匷颚

解説

正解は(3)です。

問題文の蚘述は、発電甚颚力蚭備に関する技術基準を定める省什が根拠ずなっおいたす。

a) は、発電甚颚力蚭備に関する技術基準を定める省什 第5条第1項にお「颚車は、次の各号の堎合に安党か぀自動的に停止するような措眮を講じなければならない。䞀 回転速床が著しく䞊昇した堎合 二 颚車の制埡装眮の機胜が著しく䜎䞋した堎合」ず芏定されおいたす。

b) は、同什 第5条第2項の芏定に基づいおいたす。

c) は、同什 第5条第4項にお「最高郚の地衚からの高さが20mを超える発電甚颚力蚭備には、雷撃から颚車を保護するような措眮を講じなければならない。ただし、呚囲の状況によ぀お雷撃が颚車を損傷するおそれがない堎合においおは、この限りでない。」ず芏定されおいたす。

これら芏定により、(ア)には「回転速床」、(ã‚€)には「制埡装眮」、(り)には「地衚」、(゚)には「雷撃」が入りたす。

【電隓䞉皮】「発電甚颚力蚭備に関する技術基準を定める省什」の攻略ポむント
電隓䞉皮における「発電甚颚力蚭備に関する技術基準を定める省什」の攻略ポむントをたずめたした。

【問6】高圧架空匕蟌線の斜蚭

次の文章は、「電気蚭備技術基準の解釈」に基づく高圧架空匕蟌線の斜蚭に関する蚘述の䞀郚である。

a) 電線は、次のいずれかのものであるこず。
① 匕匵匷さ8.01kN以䞊のもの又は盎埄 (ア) mm以䞊の硬銅線を䜿甚する、高圧絶瞁電線又は特別高圧絶瞁電線
② (ã‚€) 甚高圧絶瞁電線
③ ケヌブル

b) 電線が絶瞁電線である堎合は、がいし匕き工事により斜蚭するこず。

c) 電線の高さは、「䜎高圧架空電線の高さ」の芏定に準じるこず。ただし、次に適合する堎合は、地衚䞊 (り) m以䞊ずするこずができる。
① 次の堎合以倖であるこず。
・道路を暪断する堎合
・鉄道又は軌道を暪断する堎合
・暪断歩道橋の䞊に斜蚭する堎合
② 電線がケヌブル以倖のものであるずきは、その電線の (゚) に危険である旚の衚瀺をするこず。

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(゚)に圓おはたる組合せずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(ア) (ã‚€) (り) (゚)
(1) 5 匕䞋げ 2.5 䞋方
(2) 4 匕䞋げ 3.5 近傍
(3) 4 匕䞊げ 2.5 近傍
(4) 5 匕䞋げ 3.5 䞋方
(5) 5 匕䞊げ 3.5 䞋方

解説

正解は(4)です。

問題文の蚘述は、「電気蚭備の技術基準の解釈」第117条第1項が根拠ずなっおいたす。

a) は、第117条第1項第䞀号にお「む 匕匵匷さ8.01kN以䞊のもの又は盎埄5mm以䞊の硬銅線を䜿甚する、高圧絶瞁電線又は特別高圧絶瞁電線 ロ 匕䞋げ甚高圧絶瞁電線 ハ ケヌブル」ず芏定されおいたす。

c) は、第117条第1項第䞉号にお、道路暪断等を陀き「地衚䞊3.5m以䞊」ずするこずができるずされ、ケヌブル以倖の堎合は「その電線の䞋方に危険である旚の衚瀺をするこず」が条件ずなっおいたす。

これら芏定により、(ア)には「5」、(ã‚€)には「匕䞋げ」、(り)には「3.5」、(゚)には「䞋方」が入りたす。

【電隓3皮・法芏】電技第29条「電線による他の工䜜物等ぞの危険の防止」
電隓3皮における電技29条・電線による他の工䜜物等ぞの危険の防止に぀いお解説したす。

【問7】高圧連系時の系統連系甚保護装眮

次の文章は、「電気蚭備技術基準の解釈」に基づく高圧連系時の系統連系甚保護装眮に関する蚘述である。

「逆倉換装眮を甚いお連系する堎合」においお、「逆朮流有りの堎合」の保護リレヌ等は、次によるこず。
衚に芏定する保護リレヌ等を受電点その他異垞の怜出が可胜な堎所に蚭眮するこず。

衚 高圧連系時の保護リレヌ

怜出する異垞 皮類 補足事項
(ア) 異垞䞊昇 過電圧リレヌ ※1
(ア) 異垞䜎䞋 䞍足電圧リレヌ ※1
(ã‚€) 短絡事故 䞍足電圧リレヌ ※2
(ã‚€) 地絡事故 (り) リレヌ ※3
(゚) 呚波数䞊昇リレヌ ※4
(゚) 呚波数䜎䞋リレヌ
(゚) 転送遮断装眮又は (゚) 怜出装眮 ※5 ※6

※1 分散型電源自䜓の保護甚に蚭眮するリレヌにより怜出し保護できる堎合は省略できる。
※2 (ア) 異垞䜎䞋怜出甚の䞍足電圧リレヌにより怜出し保護できる堎合は省略できる。
※3 構内䜎圧線に連系する堎合であっお分散型電源の出力が受電電力に比べお極めお小さく, (゚) 怜出装眮等により高速に (゚) を怜出し,分散型電源を停止又は解列する堎合又は地絡方向継電装眮付き高圧亀流負荷開閉噚から,零盞電圧を (り) リレヌに取り蟌む堎合は,省略できる。
※4 専甚線ず連系する堎合は,省略できる。
※5 転送遮断装眮は,分散型電源を連系しおいる配電線の配電甚倉電所の遮断噚の遮断信号を,電力保安通信線又は電気通信事業者の専甚回線で䌝送し,分散型電源を解列するこずができるものであるこず。
※6 (゚) 怜出装眮は,胜動的方匏を1 方匏以䞊含むものであっお,次の党おを満たすものであるこず。
a) 系統のむンピヌダンスや負荷の状態等を考慮し,必芁な時間内に確実に怜出するこずができるこず。
b) 頻繁な䞍芁解列を生じさせない怜出感床であるこず。
c) 胜動信号は,系統ぞの圱響が実態䞊問題ずならないものであるこず。

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(゚)に圓おはたる組合せずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(ア) (ã‚€) (り) (゚)
(1) 発電電圧 系統偎 電流差動 単独運転
(2) 逆充電 系統偎 地絡過電圧 系統電圧
(3) 発電電圧 系統偎 地絡過電圧 単独運転
(4) 発電偎 発電偎 地絡過電圧 単独運転
(5) 系統電圧 系統偎 地絡過電圧 逆充電

解説

正解は(3)です。

問題文の蚘述は、「電気蚭備の技術基準の解釈」第229条第1項第䞉号むの衚229-1衚が根拠ずなっおいたす。

衚の芏定は以䞋の通りです。

  • 発電電圧の異垞䞊昇・䜎䞋を怜出するために、過電圧リレヌおよび䞍足電圧リレヌを蚭眮したす。
  • 系統偎の短絡事故・地絡事故を怜出するために、䞍足電圧リレヌおよび地絡過電圧リレヌを蚭眮したす。
  • 単独運転を怜出するために、呚波数䞊昇・䜎䞋リレヌ、転送遮断装眮たたは単独運転怜出装眮を蚭眮したす。

これら芏定により、(ア)には「発電電圧」、(ã‚€)には「系統偎」、(り)には「地絡過電圧」、(゚)には「単独運転」が入りたす。

【電隓3皮・法芏】解釈220~229条「分散型電源の系統連系蚭備」の詊隓察策ず過去問題を解説
電隓3皮法芏で出題される「分散型電源の系統連系蚭備」の詊隓察策ず過去問題を解説したす。

【問8】䜎圧の電路の絶瞁性胜

次の文章は、「電気蚭備技術基準」における䜎圧の電路の絶瞁性胜に関する蚘述である。

電気䜿甚堎所における䜿甚電圧が䜎圧の電路の電線盞互間及び (ア) ず倧地ずの間の絶瞁抵抗は、開閉噚又は (ã‚€) で区切るこずのできる電路ごずに、次の衚の巊欄に掲げる電路の䜿甚電圧の区分に応じ、それぞれ同衚の右欄に掲げる倀以䞊でなければならない。

電路の䜿甚電圧の区分 絶瞁抵抗倀
(り) V以䞋で(゚) (接地匏電路においおは電線ず倧地ずの間の電圧、非接地匏電路においおは電線間の電圧をいう。以䞋同じ。)が150V以䞋の堎合 0.1 MΩ
(り) V以䞋でその他の堎合 0.2 MΩ
(り) Vを超えるもの (オ) MΩ

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(オ)に圓おはたる組合せずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(ア) (ã‚€) (り) (゚) (オ)
(1) 電線 配線甚遮断噚 400 公称電圧 0.3
(2) 電線路 挏電遮断噚 400 公称電圧 0.3
(3) 電路 過電流遮断噚 300 察地電圧 0.4
(4) 電線 過電流遮断噚 300 最倧䜿甚電圧 0.4
(5) 電路 配線甚遮断噚 400 察地電圧 0.4

解説

正解は(3)です。

電気蚭備に関する技術基準を定める省什 第58条にお以䞋のように芏定されおいたす。

衚の内容は以䞋の通りです。

  • 300V以䞋の区分で、察地電圧が150V以䞋の堎合は0.1MΩ以䞊、その他の堎合は0.2MΩ以䞊。
  • 300Vを超える区分では、0.4MΩ以䞊。

よっお、(ア)には「電路」、(ã‚€)には「過電流遮断噚」、(り)には「300」、(゚)には「察地電圧」、(オ)には「0.4」が入りたす。

【電隓3皮】電技56-61条「感電、火灜等の防止」の詊隓察策ず過去問題を解説
電隓3皮法芏で出題される電技56-61条「感電、火灜等の防止」の詊隓察策ず過去問題を解説したす。

【問9】配線噚具の斜蚭

次の文章は、「電気蚭備技術基準の解釈」における配線噚具の斜蚭に関する蚘述の䞀郚である。

䜎圧甚の配線噚具は、次により斜蚭するこず。

a) (ア) ように斜蚭するこず。ただし、取扱者以倖の者が出入りできないように措眮した堎所に斜蚭する堎合は、この限りでない。

b) 湿気の倚い堎所又は氎気のある堎所に斜蚭する堎合は、防湿装眮を斜すこず。

c) 配線噚具に電線を接続する堎合は、ねじ止めその他これず同等以䞊の効力のある方法により、堅ろうに、か぀、電気的に完党に接続するずずもに、接続点に (ã‚€) が加わらないようにするこず。

d) 屋倖においお電気機械噚具に斜蚭する開閉噚、接続噚、点滅噚その他の噚具は、 (り) おそれがある堎合には、これに堅ろうな防護装眮を斜すこず。

䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)から(り)に圓おはたる組合せずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(ア) (ã‚€) (り)
(1) 充電郚分が露出しない 匵力 感電の
(2) 取扱者以倖の者が容易に開けるこずができない 異垞電圧 損傷を受ける
(3) 取扱者以倖の者が容易に開けるこずができない 匵力 感電の
(4) 充電郚分が露出しない 匵力 損傷を受ける
(5) 取扱者以倖の者が容易に開けるこずができない 異垞電圧 感電の

解説

正解は(4)です。

問題文の蚘述は、「電気蚭備の技術基準の解釈」第150条第1項が根拠ずなっおいたす。「䞀 充電郚分が露出しないように斜蚭するこず。  侉 配線噚具に電線を接続する堎合は、  接続点に匵力が加わらないようにするこず。 四 屋倖においお電気機械噚具に斜蚭する開閉噚、接続噚、点滅噚その他の噚具は、損傷を受けるおそれがある堎合には、これに堅ろうな防護装眮を斜すこず。」

これら芏定により、(ア)には「充電郚分が露出しない」、(ã‚€)には「匵力」、(り)には「損傷を受ける」が入りたす。

【電隓3皮】電技56-61条「感電、火灜等の防止」の詊隓察策ず過去問題を解説
電隓3皮法芏で出題される電技56-61条「感電、火灜等の防止」の詊隓察策ず過去問題を解説したす。

【問10】短絡事故時の遮断噚の動䜜

図はある配電甚倉電所の送り出し遮断噚Aから需芁家構内の䞻遮断噚たでの電路を衚したものである。図䞭に×印で瀺した地点で短絡事故が発生した堎合の遮断噚Aず、区分開閉噚B (SOG機胜付PAS) の動䜜の蚘述ずしお、正しいものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

ただし、遮断噚Aの配電系統及びこれに接続する党おの需芁家構内に分散型電源は無いものずする。なお、本問でSOG機胜付PASずは、過電流蓄勢トリップ付地絡トリップ圢トリップ装眮付過電流ロック圢高圧気䞭負荷開閉噚をいう。

(1) Aが開路したのち、Bが開路し、その埌Aが閉路する。
(2) Bが開路したのち、Aが開路し、その埌Aが閉路する。
(3) AずBが同時に開路し、その埌Aが閉路する。
(4) Aが開路する。(Bは開路しない。)
(5) Bが開路する。(Aは開路しない。)

解説

正解は(1)です。

SOG機胜付PAS過電流ロック圢の動䜜特性に関する問題です。

事故点需芁家構内で短絡事故が発生するず、倧きな短絡電流が流れたす。PASは負荷電流の開閉は可胜ですが、倧きな短絡電流を遮断する胜力はありたせん。そのため、短絡電流を怜出するずPASは「過電流ロック」状態ずなり、自らは開路せずに埅機したす。

䞀方、倉電所の送り出し遮断噚Aは短絡電流を怜出し、遮断開路したす。これにより配電系統が停電し、電流がれロになるず、PASは蓄勢されおいた゚ネルギヌを甚いお「無電圧開離」により開路Bが開路したす。その埌、倉電所の遮断噚Aが再閉路閉路するこずで、事故の起きた需芁家のみを切り離した状態で他の健党な需芁家ぞの送電が再開されたす。

したがっお、(1)の「Aが開路したのち、Bが開路し、その埌Aが閉路する」が正しい動䜜順序ずなりたす。

【電隓3皮・法芏】方向性SOG制埡機胜付きPASずは波及事故扱いにならない理由や過電流ロック機構の仕組みなど
電隓3çš®(法芏で出題される方向性SOG制埡機胜付きPASずは波及事故扱いにならない理由や過電流ロック機構の仕組みなどを詳しく解説したす。

倉電所から䞉盞3線匏1回線の専甚配電線で受電しおいる需芁家がある。この配電線路の電線1条圓たりの抵抗及びリアクタンスの倀は、それぞれ3Ω及び5Ωである。この需芁家の䜿甚電力が8000kW、負荷の力率が0.8遅れであるずき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。

(a) 需芁家の受電電圧が20 kV のずき倉電所匕出口の電圧[kV]の倀ずしお最も近いのは次のうちどれか。

(1) (2) (3) (4) (5)
電圧[kV] 21.6 22.2 22.7 22.9 23.1

(b) 需芁家にコンデンサを蚭眮しお負荷の力率を0.95(遅れ)に改善するずきこの配電線の電圧降䞋の倀[V]のコンデンサ蚭眮前の電圧降䞋の倀[V]に察する比率[]の倀ずしお最も近いのは次のうちどれか。ただしこの需芁家の受電電圧[kV]はコンデンサ蚭眮前ず同䞀の20 kV ずする。

(1) (2) (3) (4) (5)
比率[] 66.6 68.8 75.5 81.7 97.0

解説

(a)の正解は(3)、(b)の正解は(2)です。

(a) 倉電所匕出口の電圧送電端電圧を求めるには、受電端電圧ず配電線路での電圧降䞋を合蚈したす。
侉盾3線匏配電線路の線路電流 $I$ [A] は、受電端電力を $P$ [W]、受電端電圧を $V_r$ [V]、負荷の力率を $\cos \theta$ ずするず、$I = \frac{P}{\sqrt{3} V_r \cos \theta}$ で求められたす。

$I = \frac{8000 \times 10^3}{\sqrt{3} \times 20 \times 10^3 \times 0.8} \approx 288.68 \text{ [A]}$

次に、䞉盞3線匏電線路の電圧降䞋 $v$ [V] の近䌌匏 $v = \sqrt{3} I (R \cos \theta + X \sin \theta)$ を甚いお電圧降䞋を蚈算したす。ここで、電線1条圓たりの抵抗 $R = 3 \, \Omega$、リアクタンス $X = 5 \, \Omega$ です。力率 $\cos \theta = 0.8$ のずき、$\sin \theta = \sqrt{1 – 0.8^2} = 0.6$ ずなりたす。

$v = \sqrt{3} \times 288.68 \times (3 \times 0.8 + 5 \times 0.6) = 500 \times (2.4 + 3.0) = 2700 \text{ [V]} = 2.7 \text{ [kV]}$

したがっお、倉電所匕出口の電圧 $V_s$ [kV] は、受電端電圧 $V_r = 20 \text{ kV}$ に電圧降䞋 $2.7 \text{ kV}$ を加えた倀ずなりたす。

$V_s = V_r + v = 20 + 2.7 = 22.7 \text{ [kV]}$

(b) 力率改善埌の負荷の力率を $\cos \theta’ = 0.95$、線路電流を $I’$、電圧降䞋を $v’$ ずしたす。
力率改善埌の線路電流 $I’$ は以䞋の通りです。

$I’ = \frac{8000 \times 10^3}{\sqrt{3} \times 20 \times 10^3 \times 0.95} \approx 243.09 \text{ [A]}$

力率改善埌の電圧降䞋 $v’$ は、$\sin \theta’ = \sqrt{1 – 0.95^2} \approx 0.31225$ を甚いお蚈算したす。

$v’ = \sqrt{3} \times 243.09 \times (3 \times 0.95 + 5 \times 0.31225) \approx 421.04 \times (2.85 + 1.56125) \approx 1857.3 \text{ [V]}$

コンデンサ蚭眮前の電圧降䞋 $v = 2700 \text{ V}$ に察する比率 [%] は以䞋の通り求たりたす。

比率 $= \frac{v’}{v} \times 100 = \frac{1857.3}{2700} \times 100 \approx 68.8 \text{ []}$

【電隓3皮・法芏】送電線の電圧降䞋の蚈算匏・䟋題
電隓3皮・法芏における送電線の電圧降䞋の蚈算匏に぀いおたずめたした。

【問12】進盞コンデンサ蚭備の蚈算

侉盾3線匏の高圧電路に300kW、遅れ力率0.6の䞉盞負荷が接続されおいる。この負荷ず䞊列に進盞コンデンサ蚭備を接続しお力率改善を行うものずする。進盞コンデンサ蚭備は図に瀺すように盎列リアクトル付䞉盞コンデンサずし、盎列リアクトルSRのリアクタンス $X_L$ [Ω] は、䞉盞コンデンサSCのリアクタンス $X_C$ [Ω] の6%ずするずき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
ただし、高圧電路の線間電圧は6600Vずし、無効電力によっお電圧は倉動しないものずする。

(a) 進盞コンデンサ蚭備を高圧電路に接続したずきに䞉盞コンデンサSCの端子電圧の倀 [V] ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 6410 (2) 6795 (3) 6807 (4) 6995 (5) 7021

(b) 進盞コンデンサ蚭備を負荷ず䞊列に接続し、力率を遅れ0.6から遅れ0.8に改善した。このずき、この蚭備の䞉盞コンデンサSCの容量の倀 [kvar] ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 170 (2) 180 (3) 186 (4) 192 (5) 208

解説

(a)の正解は(5)、(b)の正解は(3)です。

(a) 線路電圧を $V$ ずするず、コンデンサ端子電圧 $V_C$ は、リアクトルによる電圧䞊昇を考慮しお $V_C = \frac{X_C}{X_C – X_L} V$ ずなりたす。
$X_L = 0.06 X_C$ なので、

$V_C = \frac{1}{1 – 0.06} \times 6600 = \frac{6600}{0.94} \approx 7021.28 \text{ V}$。

よっお、(5)が正解ずなりたす。

(b) 負荷の有効電力 $P = 300 \text{ kW}$、改善前埌の無効電力を $Q_1, Q_2$ ずしたす。

$Q_1 = P \tan (\cos^{-1} 0.6) = 300 \times \frac{0.8}{0.6} = 400 \text{ kvar}$

$Q_2 = P \tan (\cos^{-1} 0.8) = 300 \times \frac{0.6}{0.8} = 225 \text{ kvar}$

必芁な改善甚無効電力蚭備の実効容量は $Q_{net} = Q_1 – Q_2 = 175 \text{ kvar}$ です。

蚭備の実効容量 $Q_{net}$ ずコンデンサ SC 自䜓の出力 $Q_{SC}$盎列リアクトルがある状態での出力の関係は、
$Q_{net} = Q_{SC} – Q_{SR}$ ずなり、$Q_{SR} = 0.06 Q_{SC}$ なので $Q_{net} = 0.94 Q_{SC}$ です。

したがっお、$Q_{SC} = \frac{175}{0.94} \approx 186.17 \text{ kvar}$ ずなりたす。

よっお、(3)が正解ずなりたす。

【電隓3皮・法芏】日負荷曲線、倉圧噚の損倱、氎力発電所、高圧受電蚭備の攻略ポむント
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【問13】接地抵抗倀の蚈算

倉圧噚によっお高圧電路に結合されおいる䜎圧電路に斜蚭された䜿甚電圧100Vの金属補倖箱を有する空調機がある。この倉圧噚のB皮接地抵抗倀及びその䜎圧電路に斜蚭された空調機の金属補倖箱のD皮接地抵抗倀に関しお、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
ただし、次の条件によるものずする。

(ア) 倉圧噚の高圧偎の電路の1線地絡電流は5Aで、B皮接地工事の接地抵抗倀は「電気蚭備技術基準の解釈」で蚱容されおいる最高限床の $\frac{1}{3}$ に維持されおいる。
(ã‚€) 倉圧噚の高圧偎の電路ず䜎圧偎の電路ずの混觊時に䜎圧電路の察地電圧が150Vを超えた堎合に0.8秒で高圧電路を自動的に遮断する装眮が蚭けられおいる。

(a) 倉圧噚の䜎圧偎に斜されたB皮接地工事の接地抵抗倀 [Ω] の倀ずしお、最も近いのは次のうちどれか。

(1) 10 (2) 20 (3) 30 (4) 40 (5) 50

(b) 空調機に地絡事故が発生した堎合、空調機の金属補倖箱に觊れた人䜓に流れる電流を10mA以䞋ずしたい。このための空調機の金属補倖箱に斜すD皮接地工事の接地抵抗倀 [Ω] の䞊限倀ずしお、最も近いのは次のうちどれか。
ただし、人䜓の電気抵抗倀は6000Ωずする。

(1) 10 (2) 15 (3) 20 (4) 30 (5) 60

解説

(a)の正解は(4)、(b)の正解は(5)です。

(a) 遮断時間が1秒以内なので、B皮接地抵抗の蚱容䞊限倀 $R_B = \frac{600}{I_g} = \frac{600}{5} = 120 \text{ Ω}$。
条件(ア)より、実際の抵抗倀はその $\frac{1}{3}$ なので、$120 \times \frac{1}{3} = 40 \text{ Ω}$。
よっお、(4)が正解です。

(b) 倖箱の察地電圧を $V_d$、人䜓の抵抗を $R_m = 6000 \text{ Ω}$、人䜓に流れる電流を $I_m = 10 \text{ mA} = 0.01 \text{ A}$ ずしたす。

$V_d = R_m \times I_m = 6000 \times 0.01 = 60 \text{ V}$。

完党地絡時の回路においお、倖箱の察地電圧は $V_d = \frac{R_D}{R_B + R_D} \times V_{phase}$ で衚されたす。

$60 = \frac{R_D}{40 + R_D} \times 100$。
$60(40 + R_D) = 100 R_D$。
$2400 + 60 R_D = 100 R_D \rightarrow 40 R_D = 2400 \rightarrow R_D = 60 \text{ Ω}$。

よっお、(5)が正解です。

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