電験3種(法規)で出題される民間規格「高圧受電設備規程」について解説します。
発変電規程とは?
「高圧受電設備規程(JEAC 8011)」は、電気事業者から高圧で受電する自家用電気工作物の設計、施工、維持管理について定めた民間自主規格です。
電気設備の技術基準を補完し、業界実務における事実上のバイブルとして広く適用されています。最新版は「JEAC8011-2025」となっており、書籍の購入や詳細確認は日本電気協会 Webストアで行うことができます。
主なポイントは以下の通りです。
- 技術基準を補完し、具体的にどう施設・保守すべきかを示しているため、実質的な業界標準(判断基準)として機能しています。
- 保安上の責任分界点、区分開閉器、主遮断装置、地絡遮断装置などの基本要件。
- 保護協調・絶縁協調: 構内で事故が起きた際に、電力会社の系統へ波及事故(停電など)を引き起こさないための保護装置の設計。
- 高調波対策・発電設備: 機器から発生する高調波の抑制や、自家発電設備等の系統連系要件。
最新の版では主に以下の内容が追加・強化されました。
EV(電気自動車)急速充電設備専用の柱上式高圧受電設備に関する規定の追加自家用電気工作物におけるサイバーセキュリティ規定の整備ケーブルのシュリンクバック抑制措置の推進4. 適用と関連法令施設にあたっては、電力会社が定める供給規定(付録)を併せて確認する必要があります。工事・保守には「第一種電気工事士」などの有資格者による対応が法的に義務付けられています。
入手方法
日本電気協会Webストア(以下リンク先)から購入できます。
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