交流電圧の「実効値」「平均値」の定義と計算方法についてまとめました。
## 交流電圧の実効値・平均値
交流電圧における「実効値」「平均値」の定義は次の通りです。
値 | 説明 |
---|---|
最大値 | 交流電圧の瞬時値の最大値です。 |
平均値 | 交流電圧の瞬時値の「絶対値」を1周期で平均した値です。 |
実効値 | 直流換算した場合に、直流と同じ電力をもつ交流の大きさ(振幅値)です。(交流の大きさは実効値で表すのが基本) |
※瞬時値とは、任意の時間(瞬間)における値
## 実効値・平均値の計算式
瞬時値の最大値がわかれば「実効値」「平均値」は次の計算式で求まります。
ただし、交流電圧の波形によって計算式は異なります。
波形の種類 | 実効値 | 平均値 |
---|---|---|
直流 | ||
正弦波 | ||
全波整流波 | ||
半波整流波 | ||
三角波 | ||
方形波 | ||
矩形波 |
※リンクをクリックすると、計算式の導出方法をまとめた記事に飛びます。
– | 関連記事 |
---|---|
1 | 電気・電子回路入門 |
コメント