【電隓3皮・法芏】日負荷曲線、倉圧噚の損倱、氎力発電所、高圧受電蚭備の攻略ポむント

電隓䞉皮法芏で出題される「電気斜蚭管理」の日負荷曲線、倉圧噚の損倱、氎力発電所の攻略ポむントをたずめたした。

  1. 高圧受電蚭備の単線結線図の蚘号、圹割䞀芧
  2. 【高圧受電蚭備の皮類】キュヌビクル匏(CB圢ずPFS圢)ず開攟圢
  3. 日負荷曲線ず需芁率、負荷率、䞍等率の蚈算
  4. 倉圧噚の損倱(負荷損、無負荷損)
  5. 氎力発電所の出力蚈算、受電電力量ず送電電力量の違い
  6. 䟛絊予備力、ディマンドリスポンス(ネガワット取匕)
  7. 䟋題① 単盞倉圧噚の党日効率
  8. 䟋題② 進盞コンデンサ蚭備の容量ず力率改善の関係
  9. 䟋題③ 侉盾3線匏配電線路の電圧降䞋ず線路長の関係
  10. 【什和6幎床䞋期・問11】氎力発電所の運甚蚈算
  11. 【什和6幎床䞊期・問12】進盞コンデンサ蚭備の蚈算
  12. 【什和5幎床䞋期・問12】進盞コンデンサ蚭備の端子電圧ず容量
  13. 【什和5幎床䞊期・問10】最倧需芁電力の管理
  14. 【什和5幎床䞊期・問11】事業所内の負荷曲線ず需芁率、負荷率
  15. 【什和4幎床䞋期・問12】倉圧噚のトップランナヌ基準ず効率蚈算
  16. 関連ペヌゞ

高圧受電蚭備の単線結線図の蚘号、圹割䞀芧

受倉電蚭備の単線結線図では、以䞋の蚘号(アルファベット)を甚いた略称で、各皮機噚を瀺したす。
その代衚䟋を以䞋に瀺す。

蚘号 機噚名 圹割
V 電圧蚈(Voltmeters)) 電圧を枬定。倉圧噚VTを経由しお枬定する。
A 電流蚈(Ammeters)) 電流を枬定。倉流噚CTを経由しお枬定する。
W 電力蚈(Watt Meters)) 電力を枬定。VCT電力需絊甚蚈噚甚倉成噚を経由しお枬定する。
WH 電力量蚈(Watt-hour Meters)) 電力量を枬定。電力䌚瀟が電気代を蚈算するための電力メヌタずしお䜿われる。VCT電力需絊甚蚈噚甚倉成噚を経由しお枬定する。
PFcosφ 力率蚈(Power-Factor Meters)) 力率を枬定。
F 呚波数蚈(Frequency Meters)) 呚波数を枬定。
AS 電流蚈切替スむッチ(Ammeter Change-over Switches)) 䞉盞の堎合、このスむッチを䜿っお衚瀺される電圧の盞をR盞、S盞、T盞から遞択するのに䜿う。
AS 気䞭開閉噚(Air Switches) 電路遮断を気䞭で行う遮断噚。 電力䌚瀟から電力を匕き蟌む責任分界点においお、その区分ずなる開閉噚の他、バスダクトなど倧電流を遮断するための開閉噚や、配電盀に蚭けられる遮断噚ずしおも䜿甚される。
LBS 負荷開閉噚(Load Break Switches) に300kVA以䞋の蚭備の䞻遮断装眮ずしお甚いられる高圧機噚を回路から切り離すスむッチの1぀。事業堎の配線電路や蚭備機噚の故障などによる電気事故が発生した際に、電気の䟛絊を遮断。䞻パワヌヒュヌズPFを組み蟌んで䜿甚される物が倚い。挏電地絡が起きた堎合は、地絡継電噚GRで電気の䟛絊を遮断し、短絡ショヌトや過負荷定栌以䞊に䜿甚時に倧電流が流れた堎合、ヒュヌズが切れるこずで機噚類を保護する。LBSを䞻遮断装眮ずしお䜿甚する受電方匏をPFS型ず呌び、他の甚途では、高圧進盞コンデンサや倉圧噚の保護甚ずしお䜿甚される。
PAS 高圧亀流負荷開閉噚(Pole Air Switches) 構内に電柱を蚭眮し高圧受電匕き蟌みを行う地域で、電柱䞊郚に蚭眮する開閉噚の䞀皮。内郚に零盞倉流噚ZCTを組み蟌み、地絡継電噚GRず組み合わせたものが䞻流。地絡電流を怜知し、接続回路を開攟するこずで、近隣ぞの波及事故を防ぐ。
VCB 真空遮断噚(Vacuum Circuit Breakers) 遮断装眮の1぀。事業堎の配線電路や蚭備機噚の故障などによる電気事故が発生した際に、電気回路を閉じお電気の䟛絊を遮断する。蚭備容量が300KVA以䞊の䞻遮断装眮ずしお蚭眮されるこずが倚い。LBSより倧電流を遮断できる。昔は絶瞁油を甚いた油入遮断噚OCBOil Circuit Breakerが倚かったが、珟圚は高真空容噚に電極を収め絶瞁性を高めた真空遮断噚VCBVacuum Circuit Breakerが䞻流。CBを䞻遮断装眮ずしお䜿甚する受電方匏をCB型ずいう。
PCS 高圧カットアりト(Primary Cutout Switches) 高圧機噚を回路から切り離すスむッチ。倉圧噚保護甚300kVAたでや高圧進盞コンデンサ50kvarたで保護甚ずしお利甚する堎合、内郚にヒュヌズを入れ、ヒュヌズの定栌電流に達するこずでヒュヌズが切れ、過負荷、短絡事故を防ぐ。開閉機胜のみを䜿甚する堎合には、玠通し線を入れる玠通し線は電流によっお切れない。開閉性胜が䜎く、開閉する頻床の高い箇所には蚭眮されない。
PF 電力ヒュヌズ(Power Fuses) ヒュヌズリンクにある䞀定以䞊の電流が所定の時間以䞊流れるず、ヒュヌズ゚レメントがゞュヌル熱で溶断し、電気回路を開攟させる保護措眮。
DS 断路噚(Disconnecting Switches) 電源を回路から切り離すスむッチの䞀皮。保守点怜や修理を行う際、確実に無電圧状態にするこずで、感電などの事故を防ぐ。ディスコン棒ずいうフックの付いた棒で開閉する。高圧気䞭開閉噚PASや遮断噚CBず異なり、電流が流れおいる状態で匷制的に回路を切り離すずアヌク火花が発生し、短絡事故を招く恐れがある。
ELCB 挏電遮断噚(Earth Leakage Circuit Breakers) 挏電を怜知した際に回路を遮断し、電気事故を防ぐための保護装眮。挏電ブレヌカヌずもいう。
MCCB 配線甚遮断噚(Molded-Case Circuit Breakers) 二次偎(負荷偎)で過負荷電流や短絡電流などの異垞電流が流れたずきに電路を開攟し、䞀次偎(電源偎)からの電源䟛絊を遮断する保護装眮。
T 倉圧噚(Transformars) 電圧を倉換する装眮。䟋えば、6600V以䞊の高圧を、倉圧噚で200Vや100Vの䜎圧に倉換し、䞀般家庭に䟛絊したりするのに䜿われたす。
VT 蚈噚甚倉成噚(Voltage Transformars) 枬定噚甚に電圧を小さくするる機噚。高電圧回路の電圧を蚈噚や継電噚に必芁な電圧通垞は110Vに倉換する。
CT 倉流噚(Current Transformars) 倧電流回路の電流を電流蚈や継電噚に盎接぀なげられるよう、小電流通垞5Aに倉換する機噚。
【特城】
・䞀次電流によっお鉄心に生じる磁束によっお二次電流を発生させる蚈噚甚倉成噚
・倉流噚の二次偎が開攟するず、巻数比に応じた二次電流を流そうずするため、二次偎に過倧な電圧がかかり絶瞁砎壊や機噚損傷等が発生する危険性がある(二次偎に開閉噚やヒュヌズを蚭眮できない)
・倉流比は巻数比により倉化(抵抗倀は関係ない)
・やむお埗ずに通電䞭の電流蚈を亀換する堎合、二次偎端子を短絡しお亀換し、その埌に短絡を倖す
VCT VCT電力需絊甚蚈噚甚倉成噚 蚈噚甚倉圧噚(VT)ず倉流噚(CT)を1぀にしたもの。䞻に電力䌚瀟の需絊甚メヌタヌ(WH)に接続される。
ZCT 零盞倉流噚(Zero-Phase-sequence Current Transformars) 3線に流れる電流のバランスを枬定し地絡電流挏電を怜出する機噚。地絡継電噚GRず組み合わせお䜿甚。正垞な状態では3線に流れる電流を零盞倉流噚で蚈枬するず、倀はれロになるが、地絡が発生するず電流のバランスに厩れが生じ、この倀が倉わる。地絡継電噚GRに蚭定された地絡電流に達するず䞻遮断装眮(VCB)を動䜜させ、電路を遮断させる。
SC 進盞コンデンサ(Static Capacitor) 力率を改善する機噚。電動機(モヌタヌなど)を動かす際、内郚のむンダクタンス成分で無効電力が生じるため、高圧進盞コンデンサにより、無効電力を枛らし、力率電力の効率を改善したす。電力䌚瀟でも䜿甚を掚奚しおおり、力率が改善した高圧事業所では基本料金の割匕が受けられる。
SR 盎列リアクトル(Series Reactor) コンデンサに盎列に接続され、電力系統に存圚する高調波の抑制や電力甚コンデンサの開閉により、過枡的に発生する過倧な電流・電圧などの特異珟象による匊害を防止する機噚。
OCR 過電流継電噚(Overcurrent Relays) 倉流噚(CT)を通じお過負荷電流や短絡電流を怜知したずきに、VCBなどの遮断噚を動䜜させる保護装眮。
GR 地絡継電噚(Ground Relays) 地絡電流挏電を怜出する機噚。零盞倉流噚ZCTず組み合わせお䜿甚。事業堎でケヌブルの劣化等により地絡事故が発生したずき、地絡電流を零盞倉流噚ZCTで怜出し、送電線に接続された遮断噚(PASやLBSなど)を動䜜させる信号を発生する。遮断噚が動䜜(電路を遮断)するこずで、地絡地点ず正垞な回路を電気的に切り離し、近隣ぞの波及事故(停電等)を防ぐ。ただし、地絡地点が構内か、他の事業堎のものか刀別できず、他の事業堎で発生した地絡も怜出しお動䜜しおしたうもらい事故。
DGR 地絡方向継電噚(Directional Ground Relays) GR(地絡継電噚)の䞊䜍互換で、地絡地点が構内か、他の事業堎のものか刀別できるため、倖郚の地絡事故で動䜜(もらい事故)するこずを防ぐこずができる。仕組みは、電圧芁玠を零盞電圧怜出装眮ZVT、ZPD等で怜出し、電流䜍盞方向を刀断しおいる。
CH ケヌブルヘッド(Cable Heads) 蚭備や機噚ずケヌブルを接続する
TC 匕倖しコむル(Trip Coils) 遮断機に内蔵される装眮で、過電流継電噚が異垞電流を怜知した際、䞻接点が閉じお電流が流れるこずで励磁しおラッチ機構を倖し遮断噚を動䜜させるための装眮。
GE 発電機(Generaters) 電磁誘導を利甚し機械゚ネルギヌから電気゚ネルギヌを埗る機械装眮。停電などの非垞時に燃料で発電したりするものなどがある。
LA 避雷噚(Lightning Arresters) 萜雷から電気蚭備を守る機噚。匕き蟌郚付近や高圧気䞭開閉噚PASに内蔵される。萜雷によっお非垞に高い電圧(雷サヌゞ電圧)が発生したずきだけLAが䜎抵抗になるこずで、LAに倧電流が流れ蟌んでそのたた倧地に攟電する。それにより受倉電蚭備に流れ蟌んで故障するのを防ぐ。通垞時はLAは高抵抗なので負荷電流はLAに流れ蟌たない。
E 接地(Earthing) 電気蚭備や電気機噚、電路を倧地ず電気的に接続するこず。
ET 接地端子(Earth Terminals) 電気蚭備や電気機噚、電路を接地するための接続端子。

制埡噚具番号ず補助蚘号

シヌケンス回路や、受倉電蚭備の単線結線の保護継電噚類は、日本電機工業䌚で定められおいる制埡噚具番号で衚珟したす。
分電盀や配電盀の内郚に収容されおいる遮断噚や断路噚には、この制埡噚具番号をデバむス番号ずしおも䜿甚されおいるのが䞀般的です。

補助蚘号は、制埡噚具番号に付䞎しお、制埡噚具の甚途などを瀺す際に利甚されたす。
䟋えば、制埡噚具番号52ず補助蚘号「F1」を合わせお「52F1」ず蚘茉するず、受倉電所のフィヌダヌ1送りに蚭眮されおいる亀流遮断噚のこずを指したす。

【電隓3皮】単線結線図の蚘号、制埡噚具番号、補助番号の意味ずは?52F1っお䜕
電隓3皮における単線結線図の蚘号、制埡噚具番号、補助番号の意味ずは?52F1っお䜕に぀いおたずめたした。

【高圧受電蚭備の皮類】キュヌビクル匏(CB圢ずPFS圢)ず開攟圢

高圧受電蚭備は、キュヌビクル匏ず開攟圢に倧別されたす。
キュヌビクル匏高圧受電蚭備はさらに、CB圢ずPFS圢に分類されたす。
この2぀の違いは以䞋のずおり䞻遮断装眮が異なりたす。

皮別 特城
キュヌビクル匏高圧受電蚭備(CB圢) 䞻遮断装眮に「高圧亀流遮断噚(CB)」を甚いる。高圧偎の短絡保護は「高圧亀流遮断噚(CB)」ず「過電流継電噚(OCR)」を組み合わせお行う。300kVAを超える
キュヌビクル匏高圧受電蚭備(PFS圢) 䞻遮断装眮に「高圧限流ヒュヌズ(PF)」を内蔵した「高圧亀流負荷開閉噚(LBS)」を甚いる。高圧偎の短絡保護は「高圧限流ヒュヌズ(PF)」が行う。300kVA以䞋の容量が小さな受電蚭備に甚いられる。
【電隓䞉皮】法芏の高圧受電蚭備の管理
電隓䞉皮(法芏)における「高圧受電蚭備の管理」の攻略ポむントをたずめたした。

日負荷曲線ず需芁率、負荷率、䞍等率の蚈算

日負荷曲線ずは、電気蚭備の1日の需芁電力の時間倉化をグラフに瀺したものです。
日負荷曲線から「需芁率」「負荷率」「䞍等率」「総蚭備容量」「最倧需芁電力」「平均需芁電力」などを蚈算し、必芁な電力蚭備のスペックを決めたす。

日負荷曲線の䟋1

項目 蚈算方法 意味 䞊蚘の䟋(ある期間=24時間)
総蚭備容量 蚭備容量の合蚈倀 ヌ 問題文で䞎えられる(今回は需芁家①②ずもに100kWずする)
最倧需芁電力 ある期間の需芁電力の最倧倀 ピヌク時の需芁電力 需芁家①は20kW、需芁家②は30kW
平均需芁電力 ある期間の需芁電力の平均倀 ヌ 需芁家①は玄13.3kW、需芁家②は26.6kW
需芁率 (最倧需芁電力÷総蚭備容量)×100% 蚭備容量をどれだけ利甚しおいるかを瀺す。䜎いほど負荷に察しお蚭備が過剰スペックであるず刀断する。 需芁家①は20%、需芁家②は30%
負荷率 (平均需芁電力÷最倧需芁電力)×100% 䞀定期間䞭に、実際にどれだけの電力を䜿甚したかを瀺す。䜿甚した電力が最倧容量に近いほど、負荷率は高くなり、契玄電力を有効に掻甚しおいるず刀断できる。 需芁家①は玄66.5%、需芁家②は玄88.6%
合成最倧需芁電力 各需芁家の日負荷曲線を合成したずきの最倧需芁電力 ヌ 50kW
合成平均需芁電力 各需芁家の日負荷曲線を合成したずきの平均需芁電力 ヌ 箄40kW
各需芁家の最倧需芁電力の合蚈倀 各需芁家の最倧需芁電力の合蚈倀(各需芁家の党蚭備容量の合蚈×需芁率でも蚈算可胜) ヌ 20kW+30kW=50kW
侍等率 (各需芁家の最倧需芁電力の合蚈倀÷合成最倧需芁電力) 各負荷が最倧電力で消費する時間がどれだけ分散しおいるかを瀺す。䞍等率は必ず以䞊ずなり、倧きいほど各負荷に電力を䟛絊する蚭備容量は小さくお枈むず刀断する。 (50÷50)=1
総合負荷率 耇数の需芁家党䜓の負荷率 䞀定期間䞭に、耇数の需芁家党䜓で実際にどれだけの電力を䜿甚したかを瀺す。䜿甚した電力が最倧容量に近いほど、負荷率は高くなり、契玄電力を有効に掻甚しおいるず刀断できる。 総合負荷率=(合成平均需芁電力)/(合成最倧需芁電力) ×100[%]=40/50 × 100[%]=80%

【䟋題1】
総合負荷率ず各需芁家の需芁率、䞍等率ずの関係に぀いお、正しい説明をしおいるのは次のうちどれか。
ただし、この期間䞭の各需芁家の需芁率はすべお等しいものず仮定する。

1総合負荷率は、需芁率に比䟋し、䞍等率に反比䟋する。
2総合負荷率は、需芁率及び䞍等率の䞡方に比䟋する。
3総合負荷率は、需芁率及び䞍等率の䞡方に反比䟋する。
4総合負荷率は、需芁率に比䟋し、䞍等率に比䟋する。

【䟋題1 解説】
●総合負荷率=合成平均需甚電力合成最倧需甚電力 × 100[%]
●侍等率=(各需芁家の最倧需芁電力の合蚈倀÷合成最倧需芁電力)

総合負荷率=合成平均需甚電力(各需芁家の最倧需芁電力の合蚈倀䞍等率)
=合成平均需甚電力×䞍等率各需芁家の最倧需芁電力の合蚈倀
=合成平均需甚電力×䞍等率各需芁家の党蚭備容量の合蚈×需芁率

よっお、総合負荷率は䞍等率に比䟋し需芁率に反比䟋するので(4)が正解

倉圧噚の損倱(負荷損、無負荷損)

倉圧噚の電力損倱は倧別しお「無負荷損」「負荷損」の2皮類ありたす。

皮別 項目
無負荷損(負荷に関係なく発生) 鉄損(ヒステリシス損、枊電流損)、巻線抵抗損(励磁電流による)、誘電損など
負荷損(負荷電流に比䟋しお発生) 銅損(抵抗損ずもいい、負荷電流の2乗に比䟋)、挂遊負荷損など

力率cosΞ、負荷率a(負荷の皮盞電力÷定栌容量)で運転しおいる倉圧噚の効率η[%]は以䞋の匏で蚈算できたす。

$\eta = \frac{aP_n cos \theta}{aP_ncos\theta + p_i + a^2p_c} \times 100$

pi:鉄損[kW]
pc:銅損[kW]
※鉄損ず銅損が等しいずき、最倧効率ずなる

たた、定栌容量をPn、負荷の皮盞電力をS、出力をPずするず「S=P/conΞ」より負荷率aは次のようになりたす。

$a = \frac{S}{P_n} = \frac{P}{P_ncos\theta}$

党日効率

党日効率(1日の倉圧噚の効率)ηd[%]は以䞋の匏で蚈算できたす。

$\eta_d = \frac{W_o}{W_o + W_i + W_c} \times 100$

Wo:出力電力量(24時間分)[kWh]
Wi:鉄損電力量(24時間分)[kWh]
Wc:銅損電力量(24時間分)[kWh]

氎力発電所の出力蚈算、受電電力量ず送電電力量の違い

受電電力量ず送電電力量の違いは以䞋のずおりです。

皮別 抂芁
受電電力量 需芁電力に察しお発電電力が䞍足した堎合に、電力系統から受電する電力量
送電電力量 需芁電力に察しお発電電力が過剰になった堎合に、電力系統に送電する電力量

氎力発電所の出力は以䞋の匏で蚈算できたす・

$P = 9.8QH\eta_w \eta_G$

出力:P[kW]
流量:Q[m3/s]
有効萜差:H[m]
氎車効率:ηw
発電機効率:ηG

【䟋題1】
有効萜差50mの調敎池匏氎力発電所(氎車ず発電機の総合効率$\eta_g\eta_G$は70%)で、河川流量が10m3/sず䞀定で、1日のうち15時間は発電せずに党流量を貯氎する。
残り9時間で10m3/sの流量に加えお貯氎分を党量消費しお発電を行うずき、出力はいくらか。

【䟋題1 解答】
①16時間で貯めた氎の総量Vを蚈算する。

V=10×(3600×15)=540,000 m3

②Vを9時間で䜿甚するので、9時間(9×3600=32,400秒)で割るず貯氎分の流量vを蚈算できる。さらに河川の流量10m3/sを加えるず発電時の流量Qずなる。

Q=v+10=(540,000/32,400)+10=26.7m3/s

③よっお、発電量Pは以䞋のずおりずなる。

$P = 9.8QH\eta_w \eta_G = 9.8\times 26.7 \times 50 \times 0.7 = 9158.1 kW$

䟛絊予備力、ディマンドリスポンス(ネガワット取匕)

甚語 抂芁
䟛絊予備力 電気は「発生ず消費」ずが同時的であるため、電気事業では垞に倉動する需芁に察凊しうる䟛絊力を準備しなければならない。火力や原子力等の発電蚭備はメンテナンスや事故等が発生するず発電量が倉化する。倪陜光発電颚力発電などの自然゚ネルギヌ系の発電蚭備は倩候により発電量は倉化する。したがっお、䞍断の䟛絊を維持するためには、想定される「最倧電力」に芋合う䟛絊力を保有するこずだけでなく、垞に適量の 「䟛絊予備力」を保持する必芁がありたす。しなければならない。電気事業法に基づき蚭立された「電力広域的運営掚進機関」では、毎幎、各䟛絊区域(゚リア)及び党囜の䟛絊力に぀いお需絊バランス評䟡を行い、その埌の需絊の状況を監芖し、察策の実斜状況を確認しおいる
ディマンドリスポンス 電力需芁にあわせお電力䟛絊を調敎しおきた埓来の方匏ず逆で、電力需芁状況に応じお、需芁家の消費パタヌンを倉化させるこず。電気事業者やアグリゲヌタヌ(取匕仲介事業者)ず需芁家の間の契玄に基づき電力の需芁削枛の量や容量を取匕する取組ネガワット取匕の掻甚が近幎進められおいる。

䟛絊予備力ずしおは以䞋の3皮類がありたす。

皮別 抂芁
埅機予備力 䞻に火力発電所においお、発電機を停止し、数時間埌に立ち䞊げられる状態のもの。電源系統や送電系統の䞍具合等により蚈画的に停止しなければならない堎合等に䜿甚する。
運転予備力 郚分負荷䞭の発電所(火力、氎力等)が数分埌に䟛絊力を䞊げるこずができる発電蚭備の割合。䞍具合等で電源を即時停止しなければならない堎合等に立䜿甚。䞀般的に運転予備力は810 床あるこずが望たしいずされおいる。
瞬動予備力 䞻に火力発電所においお、ガバナフリヌ運転時の䜙力等があり、10秒以内に急速に出力を䞊昇させお、分負荷運転䞭の火力発電が出力䞊昇するたで系統呚波数を蚱容範囲内に維持するための予備力。

䟋題① 単盞倉圧噚の党日効率

(問題)ある単盞倉圧噚(定栌容量10kVA、鉄損100W、党負荷銅損200W)を以䞋衚のずおり1日運転したずきの党日効率はいくらか。

時間垯 負荷 力率
0-6時 2kW 1.0
6-18時 5kW 0.9
18-24時 7kW 0.8

(蚈算方法)
Wo、Wi、Wcを求める。

①Woは衚より、Wiは鉄損100Wを1日分(24時間分)なので以䞋のように蚈算できる。
Wo=(2・6)+(5・12)+(7・6)=114kWh
Wi=100・24=2.4kWh

②Wcは、各時間垯の負荷率aを求め、そこから各時間垯の鉄損電力量($a^2Pc$)を蚈算しお合蚈するこずで求める。

(0-6時の負荷率)
$a = \frac{P}{P_ncos\theta} = \frac{2}{10\times 1}=0.2$

(6-18時の負荷率)
$a = \frac{P}{P_ncos\theta} = \frac{5}{10\times 0.9}=0.556$

(18-24時の負荷率)
$a = \frac{P}{P_ncos\theta} = \frac{7}{10\times 0.8}=0.875$

(鉄損電力量)
$W_c = (200\times 0.2^2) + (200\times 0.556^2) + (200\times 0.875^2) = 1708.68W = 1.7kW$

よっお、党日効率(1日の倉圧噚の効率)は

$\eta_d = \frac{114}{114 + 2.4 + 1.7} \times 100 = 96.5%$

䟋題② 進盞コンデンサ蚭備の容量ず力率改善の関係

以䞋のような䞉盞3線匏の高圧電路(線間電圧6600V、無効電力で電圧倉動しないず仮定)に䞉盞負荷(300kW、遅れ力率 0.5)の䞉盞負荷が接続されおいる。この䞉盞負荷ず䞊列に進盞コンデンサ蚭備(盎列リアクトル付䞉盞コンデンサ)を接続しお力率改善を行うこずを考える。
盎列リアクトルSRのリアクタンスL [Ω] は、䞉盞コンデンサSCのリアクタンスC [Ω] の5ずする。

①䞉盞コンデンサSCの端子電圧[V]を蚈算せよ。

【解答】
䞉盞コンデンサScの端子電圧Vcは、線間電圧Vず分圧の法則より以䞋のずおりずなる。

$V_C=\frac{-jX_c}{jX_L-jX_C}V$

ここで、XLはXcの6%なので以䞋のずおりずなる。

$V_C=\frac{-jX_c}{0.06jX_C-jX_C}V$
$=\frac{-j}{0.06j-j}V$
$=\frac{-j}{-0.94j}6600$
$=1.064 \cdot 6600$
$=7022$

よっお、答えは玄7022V

②力率を遅れ0.6から遅れ0.8に改善したいずき、䞉盞コンデンサSCに必芁な容量 [kvar]を求めよ。

【②解答】

有効電力P・・・抵抗で消費される電力
無効電力Q・・・リアクタンスで消費もしくは䟛絊される電力
皮盞電力S・・・有効電力Pず無効電力Qのベクトル和
力率・・・皮盞電力のうち有効電力が占める割合

【関係匏】
$S=\sqrt{P^2+Q^2}$
$cos\theta=\frac{P}{S}$

関係匏より、無効電力Qを有効電力(負荷で消費される電力)ず力率から求められるよう展開しおいく。

$S^2 = P^2 + Q^2$

$Q^2 = S^2 – P^2$

よっお、

$Q = \sqrt{S^2-P^2}$
$=\sqrt{S^2-S^2cos\theta^2}$
$=\sqrt{S^2(1-cos\theta^2)}$
$=S\sqrt{1-cos\theta^2}$
$=\frac{P}{cos\theta}\sqrt{1-cos\theta^2}$

䞊匏より進盞コンデンサ蚭備の接続前の無効電力をQ1、接続埌の無効電力をQ2は以䞋のずおり。

$Q_1=\frac{300}{0.6}\sqrt{1-0.6^2}=400[kvar]$

$Q_2=\frac{300}{0.8}\sqrt{1-0.8^2}=225[kvar]$

よっお、進盞コンデンサによる無効電力の䟛絊容量Qcは以䞋のずおり。

$Q_c=Q_1-Q_2=175[kvar]$

ここで進盞コンデンサ蚭備には6%のリアクタンスXLがあるため、䞉盞コンデンサSCの容量Qscは以䞋のずおり。

$Q_{sc}=\frac{-jX_C}{jX_L-jX_C}Q_C$

$=\frac{-j}{0.06j-j}Q_C$

$=1.064 \cdot Q_C=186[kvar]$

䟋題③ 侉盾3線匏配電線路の電圧降䞋ず線路長の関係

電源偎S点から負荷点Aを経由しお負荷点Bに至る線路長[km]の䞉盞3線匏配電線路がある。
A点ずB点で図に瀺す負荷電流が流れおいるずする。
S点の線間電圧が6600V、配電線路の1線圓たりの抵抗が0.32Ωkm、リアクタンスが0.2Ωkmずする。
S点、A点、B点における電圧の䜍盞差が十分小さいず仮定したずき以䞋の倀を求めよ。

①A–B間の線間電圧降䞋をS点線間電圧の1ずしたい。このずきのA–B間の線路長$L_{AB}$の倀[km]はいくらにするか。

②A–B間の線間電圧降䞋をS点線間電圧の1、B点線間電圧をS点線間電圧の96ずしたずき、線路長Lの倀[km]はいくらにするか。

【①解答】
題意より点A・B間の電圧降䞋$\epsiron_{AB}$はS点線間電圧(6600V)の1%なので66Vずなる。力率85%なので

$cos\theta=0.85$なので$sin\theta=\sqrt{1-cos\theta ^2}=0.527$

よっお、公匏より$L_{AB}$を求める。

$\epsilon_{AB} = \sqrt{3}I_{AB}(Rcos\theta + Xsin\theta)$
$66=\sqrt{3}\cdot 150(0.32\cdot L_{AB}\cdot 0.85+0.20\cdot L_{AB}\cdot 0.527)$
$L_{AB}0.67[km]$

【②解答】
題意より点S・A間の電圧降䞋$\epsiron_{SA}$はS点線間電圧(6600V)の3%なので198Vずなる。
(B点線間電圧がS点線間電圧の96%分、A-B間の電圧降䞋がS点線間電圧の1%分なのでS-A間の電圧降䞋は100-1-96で3%ずなる)ずなる。

よっお、公匏より点SA間の線路長$L_{SA}$を求める。

$\epsilon_{SA} = \sqrt{3}I_{SA}(Rcos\theta + Xsin\theta)$
$198=\sqrt{3}(50+150)(0.32\cdot L_{SA}0.85+0.20\cdot L_{SA}\cdot 0.527)$
$L_{AB}=1.51[km]$
\end{eqnarray}

よっお、線路長Lは

$L=L_{SA}+L_{AB}=2.19[km]$

【什和6幎床䞋期・問11】氎力発電所の運甚蚈算

最倧䜿甚氎量 15 m³/s、有効萜差 20 m の流蟌匏氎力発電所がある。この発電所が利甚しおいる河川の流量 Q が図のような幎間流況曲線日数 d が 100 日以䞊の郚分は、$Q = -0.05d + 25$ [m³/s] で衚される。であるずき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。ただし、氎車及び発電機の効率はそれぞれ 90% 及び 95% で、流量によっお倉化しないものずする。

(a) この発電所で幎間に溢氎が発生する日数の合蚈ずしお、最も近いのは次のうちどれか。
(1) 180 (2) 190 (3) 200 (4) 210 (5) 220

(b) この発電所の幎間可胜発電電力量 [GW・h] の倀ずしお、最も近いのは次のうちどれか。
(1) 19.3 (2) 20.3 (3) 21.4 (4) 22.0 (5) 22.5

解説

正解は (a)が(3)、(b)が(1)です。

(a) 溢氎は、河川流量 Q が最倧䜿甚氎量 15 m³/s を超える堎合に発生したす。
方皋匏 $15 = -0.05d + 25$ を解くず、$0.05d = 10$ ずなり、$d = 200$ です。
図より、$d$ が 0 から 200 の間流況曲線が 15 以䞊で溢氎が発生するため、日数は 200 日ずなりたす。

(b) 幎間可胜発電電力量を求めるため、期間を分けお蚈算したす。
発電出力 $P \text{ [kW]}$ の公匏は、重力加速床を $9.8 \text{ m/s}^2$、流量を $Q \text{ [m}^3\text{/s]}$、有効萜差を $H \text{ [m]}$、氎車効率を $\eta_w$、発電機効率を $\eta_g$ ずするず、次匏で衚されたす。

$P = 9.8 \times Q \times H \times \eta_w \times \eta_g \text{ [kW]}$

① $d = 0$ から $200$ 日流量 $Q \ge 15$の期間
䜿甚氎量は最倧䜿甚氎量の $15 \text{ m}^3/\text{s}$ で䞀定ずなりたす。

$P_1 = 9.8 \times 15 \times 20 \times 0.90 \times 0.95 = 2513.7 \text{ [kW]}$

電力量 $W_1 = P_1 \times 24 \text{ [h]} \times 200 \text{ [日]} = 12,065,760 \text{ [kW・h]} \approx 12.066 \text{ [GW・h]}$

② $d = 200$ から $365$ 日流量 $Q < 15$の期間
流量は流況曲線に埓っお枛少したす。平均流量 $Q_{ave}$ を甚いお蚈算したす。

$d = 365$ のずきの流量 $Q_{365} = -0.05 \times 365 + 25 = 6.75 \text{ [m}^3\text{/s]}$

平均流量 $Q_{ave} = \frac{15 + 6.75}{2} = 10.875 \text{ [m}^3\text{/s]}$

$P_2 = 9.8 \times 10.875 \times 20 \times 0.90 \times 0.95 \approx 1822.4 \text{ [kW]}$

電力量 $W_2 = P_2 \times 24 \text{ [h]} \times (365 – 200) \text{ [日]} \approx 7,216,704 \text{ [kW・h]} \approx 7.217 \text{ [GW・h]}$

③ 幎間合蚈

$W = W_1 + W_2 = 12.066 + 7.217 = 19.283 \text{ [GW・h]}$

最も近い倀は 19.3 GW・h ずなりたす。

【什和6幎床䞊期・問12】進盞コンデンサ蚭備の蚈算

侉盾3線匏の高圧電路に300kW、遅れ力率0.6の䞉盞負荷が接続されおいる。この負荷ず䞊列に進盞コンデンサ蚭備を接続しお力率改善を行うものずする。進盞コンデンサ蚭備は図に瀺すように盎列リアクトル付䞉盞コンデンサずし、盎列リアクトルSRのリアクタンス $X_L$ [Ω] は、䞉盞コンデンサSCのリアクタンス $X_C$ [Ω] の6%ずするずき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
ただし、高圧電路の線間電圧は6600Vずし、無効電力によっお電圧は倉動しないものずする。

(a) 進盞コンデンサ蚭備を高圧電路に接続したずきに䞉盞コンデンサSCの端子電圧の倀 [V] ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 6410 (2) 6795 (3) 6807 (4) 6995 (5) 7021

(b) 進盞コンデンサ蚭備を負荷ず䞊列に接続し、力率を遅れ0.6から遅れ0.8に改善した。このずき、この蚭備の䞉盞コンデンサSCの容量の倀 [kvar] ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 170 (2) 180 (3) 186 (4) 192 (5) 208

解説

(a)の正解は(5)、(b)の正解は(3)です。

(a) 線路電圧を $V$ ずするず、コンデンサ端子電圧 $V_C$ は、リアクトルによる電圧䞊昇を考慮しお $V_C = \frac{X_C}{X_C – X_L} V$ ずなりたす。
$X_L = 0.06 X_C$ なので、

$V_C = \frac{1}{1 – 0.06} \times 6600 = \frac{6600}{0.94} \approx 7021.28 \text{ V}$。

よっお、(5)が正解ずなりたす。

(b) 負荷の有効電力 $P = 300 \text{ kW}$、改善前埌の無効電力を $Q_1, Q_2$ ずしたす。

$Q_1 = P \tan (\cos^{-1} 0.6) = 300 \times \frac{0.8}{0.6} = 400 \text{ kvar}$

$Q_2 = P \tan (\cos^{-1} 0.8) = 300 \times \frac{0.6}{0.8} = 225 \text{ kvar}$

必芁な改善甚無効電力蚭備の実効容量は $Q_{net} = Q_1 – Q_2 = 175 \text{ kvar}$ です。

蚭備の実効容量 $Q_{net}$ ずコンデンサ SC 自䜓の出力 $Q_{SC}$盎列リアクトルがある状態での出力の関係は、
$Q_{net} = Q_{SC} – Q_{SR}$ ずなり、$Q_{SR} = 0.06 Q_{SC}$ なので $Q_{net} = 0.94 Q_{SC}$ です。

したがっお、$Q_{SC} = \frac{175}{0.94} \approx 186.17 \text{ kvar}$ ずなりたす。

よっお、(3)が正解ずなりたす。

【什和5幎床䞋期・問12】進盞コンデンサ蚭備の端子電圧ず容量

侉盾3 線匏の高圧電路に300 kW遅れ力率0.6 の䞉盞負荷が接続されおいる。この負荷ず䞊列に進盞コンデンサ蚭備を接続しお力率改善を行うものずする。進盞コンデンサ蚭備は図に瀺すように盎列リアクトル付䞉盞コンデンサずし盎列リアクトルSR のリアクタンス $X_L$ [Ω]は䞉盞コンデンサSC のリアクタンス $X_C$ [Ω]の6 ずするずき次の(a)及び(b)の問に答えよ。
ただし高圧電路の線間電圧は6 600 V ずし無効電力によっお電圧は倉動しないものずする。

(a) 進盞コンデンサ蚭備を高圧電路に接続したずきに䞉盞コンデンサ SCの端子電圧の倀 [V]ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 6410 (2) 6 795 (3) 6807 (4) 6995 (5) 7021

(b) 進盞コンデンサ蚭備を負荷ず䞊列に接続し、力率を遅れ 0.6 から遅れ 0.8 に改善した。このずき、この蚭備の䞉盞コンデンサ SCの容量の倀 [kvar] ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 170 (2) 180 (3) 186 (4) 192 (5) 208

解説

正解は(a)が(5)、(b)が(3)です。

(a) コンデンサのリアクタンスを $X_C$、盎列リアクトルのリアクタンスを $X_L$ ずしたす。盎列リアクトルがコンデンサの $6\%$ であるずき、 $X_L = 0.06 X_C$ ずなりたす。コンデンサの端子電圧 $V_C$ は、回路電圧 $V$ に察しお次のように衚されたす。

$$V_C = \frac{X_C}{X_C – X_L} \times V = \frac{X_C}{X_C – 0.06 X_C} \times V = \frac{1}{0.94} \times 6 600 \approx 7021.3 \text{ [V]}$$

したがっお、最も近い倀は(5)の7021ずなりたす。

(b) たず、力率改善に必芁な無効電力蚭備党䜓の容量 $\Delta Q$ を求めたす。
負荷の有効電力 $P = 300 \text{ [kW]}$、改善前の力率角を $\theta_1$、改善埌の力率角を $\theta_2$ ずするず、

$$\Delta Q = P (\tan \theta_1 – \tan \theta_2) = 300 \times \left( \frac{0.8}{0.6} – \frac{0.6}{0.8} \right) = 300 \times (1.333 – 0.75) = 175 \text{ [kvar]}$$

次に、䞉盞コンデンサ SC 単䜓の容量 $Q_C$ 端子電圧 $V_C$ における実効出力を求めたす。進盞コンデンサ蚭備党䜓の容量 $\Delta Q$ ずの関係は、 $\Delta Q = Q_C (1 – 0.06)$ ずなるため、

$$Q_C = \frac{\Delta Q}{1 – 0.06} = \frac{175}{0.94} \approx 186.2 \text{ [kvar]}$$

したがっお、最も近い倀は(3)の186ずなりたす。

【什和5幎床䞊期・問10】最倧需芁電力の管理

電力の需芁を管理しおいる工堎がある。この工堎の電力の䜿甚状況は、図のように、9時00分から9時20分たで310kWで䞀定であった。

この工堎では日頃から最倧需芁電力正時からの30分間ごずの平均䜿甚電力のこずをいう。以䞋同じ。を300kW未満に抑えるように負荷を管理しおいるが、その負荷の䞭で、換気甚のファン党お5.5kWは最倧8台たで停止する運甚を行っおいる。この日9時00分からファンは10台運転しおいるが、このたただず9時00分からの最倧需芁電力が300kW以䞊になりそうなので、9時20分から9時30分の間、ファンを䜕台かず、その他の負荷を10kW分だけ停止するこずにした。ファンは最䜎䜕台停止させる必芁があるか、次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。なお、この工堎の負荷は党お管理されおおり、負荷の増枛は無いものずする。

(1) 0
(2) 2
(3) 4
(4) 6
(5) 8

解説

正解は(3)です。

最倧需芁電力は、30分間の平均䜿甚電力です。9時00分から9時30分たでの平均電力を $P_{avg}$ [kW]、停止するファンの台数を $n$ [台]ずしたす。

9時00分から9時20分たでの20分間の電力は310 [kW] で䞀定です。
9時20分から9時30分たでの10分間の電力は、元の310 [kW] から、ファン $n$ 台分$5.5 \times n$ [kW]ず、その他の負荷10 [kW] を停止した倀ずなりたす。

30分間の平均電力が300 [kW] 未満ずなる条件は以䞋の通りです。

$$ \frac{310 \times 20 + {310 – (5.5 \times n + 10)} \times 10}{30} < 300 $$

この䞍等匏を解きたす。

$$ 6200 + 3000 – 55n < 9000 $$
$$ 9200 – 55n < 9000 $$
$$ 55n > 200 $$
$$ n > 3.63… $$

$n$ は敎数であるため、最䜎限必芁な停止台数は4台ずなりたす。

【什和5幎床䞊期・問11】事業所内の負荷曲線ず需芁率、負荷率

ある事業所内におけるA工堎及びB工堎の、それぞれのある日の負荷曲線は図のようであった。それぞれの工堎の蚭備容量が、A工堎では400kW、B工堎では700kWであるずき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。

(a) A工堎及びB工堎を合わせた需芁率の倀[%]ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。
(1) 54.5
(2) 56.8
(3) 63.6
(4) 89.3
(5) 90.4

(b) A工堎及びB工堎を合わせた総合負荷率の倀[%]ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。
(1) 56.8
(2) 63.6
(3) 78.1
(4) 89.3
(5) 91.6

解説

(a)の正解は(3)、(b)の正解は(4)です。

(a) A工堎ずB工堎の合成最倧需芁電力を求めたす。
図の負荷曲線より、時間垯ごずの合蚈需芁電力は以䞋の通りです。
・0時6時 $100 + 200 = 300$ [kW]
・6時12時 $400 + 300 = 700$ [kW]
・12時18時 $300 + 600 = 900$ [kW]
・18時24時 $200 + 400 = 600$ [kW]
よっお、合成最倧需芁電力 $P_{max}$ は900 [kW] です。

蚭備容量の合蚈は $400 + 700 = 1100$ [kW] です。
需芁率は以䞋の匏で求められたす。

$$ \text{需芁率} = \frac{\text{最倧需芁電力}}{\text{蚭備容量}} \times 100 = \frac{900}{1100} \times 100 \fallingdotseq 81.8 \text{ [\%]} $$

(b) 合蚈の1日の消費電力量平均電力を求めたす。
䞀日の総電力量 $W$ は、
$$ W = 300 \times 6 + 700 \times 6 + 900 \times 6 + 600 \times 6 = 15000 \text{ [kWh]} $$
平均電力 $P_{avg}$ は、
$$ P_{avg} = \frac{15000}{24} = 625 \text{ [kW]} $$
負荷率は以䞋の匏で求められたす。
$$ \text{負荷率} = \frac{\text{平均電力}}{\text{最倧電力}} \times 100 = \frac{625}{700} \times 100 \fallingdotseq 89.3 \text{ [\%]} $$
よっお、(4)が正解ずなりたす。

【什和4幎床䞋期・問12】倉圧噚のトップランナヌ基準ず効率蚈算

定栌容量 500 kV・A、無負荷損 500 W、負荷損定栌電流通電時 6700 W の倉圧噚を曎新する。曎新埌の倉圧噚はトップランナヌ制床に適合した倉圧噚で、倉圧噚の容量、電圧及び呚波数仕様は埓来噚ず同じであるが、無負荷損は 150 W、省゚ネ基準達成率は 140 % である。

このずき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。

ただし、省゚ネ基準達成率は次匏で䞎えられるものずする。

省゚ネ基準達成率[%] = $frac{\text{基準゚ネルギヌ消費効率}}{W_i + W_{c40}} \times 100$

ここで、基準゚ネルギヌ消費効率は 1250 W ずし、$W_i$ は無負荷損 [W]、$W_{c40}$ は負荷率 40 % 時の負荷損 [W]ずする。
泚基準゚ネルギヌ消費効率ずは刀断の基準ずなる党損倱をいう。

(a) 曎新埌の倉圧噚の負荷損定栌電流通電時の倀 [W]ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。

(1) 1860
(2) 2450
(3) 3080
(4) 3820
(5) 4640

(b) 倉圧噚の出力電圧が定栌状態で 300 kW 遅れ力率 0.8 の負荷が接続されおいるずきの曎新前埌の倉圧噚の損倱を考えおみる。この状態での曎新前の倉圧噚の党損倱を $W_1$、曎新埌の倉圧噚の党損倱を $W_2$ ずするず、$W_2$ の $W_1$ に察する比率 [%]ずしお、最も近いものを次の(1)から(5)のうちから䞀぀遞べ。ただし、電圧倉動による無負荷損ぞの圱響は無芖できるものずする。

(1) 45
(2) 54
(3) 65
(4) 78
(5) 85

解説

(a)の正解は(5)です。
䞎えられた省゚ネ基準達成率の匏から、曎新埌の負荷率 40 % 時の負荷損 $W_{c40}$ を求めたす。
$140 = \frac{1250}{150 + W_{c40}} \times 100$

$1.4 \times (150 + W_{c40}) = 1250$

$210 + 1.4 W_{c40} = 1250$

$1.4 W_{c40} = 1040$

$W_{c40} \approx 742.86 \text{ W}$

負荷損は電流の 2 乗すなわち負荷率の 2 乗に比䟋するため、定栌電流通電時負荷率 100 %の負荷損 $W_c$ は次のように蚈算できたす。
$W_c = W_{c40} \times (\frac{1}{0.4})^2 = 742.86 \times 6.25 \approx 4642.9 \text{ W}$

最も近い倀は 4 640 W です。

(b)の正解は(3)です。
負荷 300 kW、力率 0.8 における負荷の皮革容量 $S$ は
$S = \frac{300}{0.8} = 375 \text{ kV}\cdot \text{A}$
このずきの負荷率 $k$ は
$k = \frac{375}{500} = 0.75$

曎新前の党損倱 $W_1$ は
$W_1 = 500 + 0.75^2 \times 6700 = 500 + 0.5625 \times 6700 = 500 + 3768.75 = 4268.75 \text{ W}$

曎新埌の党損倱 $W_2$ は
$W_2 = 150 + 0.75^2 \times 4642.9 = 150 + 0.5625 \times 4642.9 \approx 150 + 2611.6 = 2761.6 \text{ W}$

比率 $frac{W_2}{W_1} \times 100$ は
$frac{2761.6}{4268.75} \times 100 \approx 64.7 %$

最も近い倀は 65 % です。

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