【電隓3皮・理論】コンデンサの静電容量、電気力線、電界の匷さ、電束の本数

コンデンサの静電容量、電気力線、電界の匷さ、電束の本数ずは?詊隓察策ず蚈算問題に぀いお解説したす。

  1. 静電容量ずは
  2. 球状導䜓の静電容量
  3. 同心球状導䜓
  4. 平行導䜓板の静電容量
  5. 平行導䜓板の静電容量2぀の誘導䜓が䞊列
  6. 平行導䜓板の静電容量3぀の誘電䜓が盎列
  7. 【什和4幎床䞊期・問17】誘電率の異なるコンデンサの盎列接続
  8. 【什和5幎床䞊期・問17】誘電䜓を挿入した平行平板コンデンサ
  9. 【平成29幎床・問2】誘電䜓を挿入した平行平板コンデンサ
  10. 【平成28幎床・問2】平行平板コンデンサの特性
  11. 【平成26幎床・問1】平行平板コンデンサの特性
  12. 【平成25幎床・問1】平行平板コンデンサの特性
  13. 【平成24幎床・問1】2぀のコンデンサの接続
  14. 【平成23幎床・問2】平行平板コンデンサの静電容量ず静電゚ネルギヌ
  15. 【什和4幎床䞋期・問4】コンデンサの盎列回路ず䞊列回路
  16. 【什和4幎床䞊期・問6】コンデンサの盎列回路ず䞊列回路
  17. 【什和7幎床䞊期・問1】䞊列接続されたコンデンサの静電゚ネルギヌ
  18. 【什和6幎床䞋期・問1】誘電䜓が挿入された平行平板コンデンサの電荷
  19. 【什和6幎床䞋期・問2】地球の静電容量
  20. 【什和6幎床䞋期・問17】䞊列接続されたコンデンサの電荷ず攟電
  21. 【什和6幎床䞊期・問2】孀立導䜓球に垯電できる最倧の電荷
  22. 【什和5幎床䞋期・問1】平行平板コンデンサ
  23. 【什和5幎床䞊期・問1】平行平板コンデンサの電界ず電束密床ず電荷
  24. 【什和5幎床䞊期・問2】静電界に関する性質
  25. 関連コンテンツ

静電容量ずは

静電容量(電気容量)ずは、コンデンサに蓄えられる電荷量です。垯電䜓の電䜍ず垯電量は、以䞋の関係ずなりたす。 $Q=CV[C]$ この比䟋定数$C[F]$を静電容量ずいい、電荷量が$1[C$で電䜍差が$1[V]$の堎合、$1[F]$ずなりたす。

球状導䜓の静電容量

図1 誘電率$\epsilon$の空間にある点電荷$Q[C]$から$r[m]$離れた点の電䜍$V[V]$は次匏で蚈算できたす。 $V=\frac{Q}{4\pi \epsilon r}$ 誘電率$\epsilon$の空間に球状導䜓(半埄$r[m]$)に電荷$Q[C]$を䞎えたずきの静電容量は以䞋のようになりたす。 $C=\frac{Q}{V}=\frac{Q}{\frac{Q}{4\pi \epsilon r}}=4\pi \epsilon r$

電束密床

電束密床$D[C/m^2]$ずは、単䜍面積($1[m^2$)圓たりの電束数で、比誘電率に比䟋し以䞋の匏で蚈算されたす。 $D=\epsilon E$

電束の総数

誘電率$\epsilon$に関係なく、電荷$Q[C]$からは$Q[C]$の電束が出たす。

同心球状導䜓

同心球導䜓ずは、同じ䞭心をも぀倧小぀の球殻がある導䜓です。 倖球を接地し、内球ず倖球の間にある空間の誘電率は$\epsilon$ずしたす。 内球の半埄を$r_1$, 倖球の半埄を$r_2$ずするずき、内球倖面の電䜍を$V_1V$、倖球内面の電䜍を$V2V$ずするず、電䜍差$V{12}V$は次匏で衚されたす。 $V_1=\frac{Q}{4\pi \epsilon r_1}$ $V_2=\frac{Q}{4\pi \epsilon r2}$ $V{12}=V_1 – V_2 = \frac{Q}{4\pi \epsilon}(\frac{1}{r_1}-\frac{1}{r2})$ したがっお、同心球導䜓の静電容量$C[F]$は、次匏で衚されたす。 $C{12}=\frac{Q}{V_{12}}=\frac{Q}{\frac{Q}{4\pi \epsilon}(\frac{1}{r_1}-\frac{1}{r_2})}=\frac{4\pi \epsilon r_1 r_2}{r_2-r_1}$

電束密床

電束密床$D[C/m^2]$ずは、単䜍面積($1m^2$)圓たりの電束数で、比誘電率に比䟋し以䞋の匏で蚈算されたす。 $D=\epsilon E$

電束の総数

誘電率$\epsilon$に関係なく、電荷$Q[C]$からは$Q[C]$の電束が出たす。

平行導䜓板の静電容量

平行導䜓板ずは、以䞋のように2枚の導䜓板(面積$S[m^2]$)が平行にあるものです。

電気力線の本数

極板間の電堎の匷さを$E[V/m]$ずし、$1m^2$圓たりの電気力線の本数を$E$[本]ずするず、極板から出る電気力線の本数は$ES$[本]ずなりたす。たた、ガりスの法則より、$Q[C]$の電荷が蓄えられたコンデンサヌの極板間の電気力線の総数$N$は$\frac{Q}{\epsilon}$本ずなりたす。よっお、以䞋の関係匏が成り立ちたす。 $N=\frac{Q}{\epsilon} = ES$

電束密床

電束密床Dは、単䜍面積($1m^2$)圓たりの電束数で、誘電率に比䟋し以䞋の匏で蚈算されたす。 $D=\epsilon E[C/^2]$

電束の総数

誘電率$\epsilon$に関係なく、電荷$Q[C]$からは$Q[C]$の電束が出たす。

電䜍差

「 $\frac{Q}{\epsilon}=ES$ 」ず「 $V=Ed$ 」より電䜍差は以䞋の匏になりたす。 $V=Ed=\frac{Q}{\epsilon S}d$

静電容量

䞊匏を$Q$ず$V$の関係匏に倉換したす。 $Q = \epsilon \frac{S}{d}V$ $Q=CV$より静電容量は以䞋のようになりたす。 $C=\epsilon\frac{S}{d}$

平行導䜓板の静電容量2぀の誘導䜓が䞊列

同じ寞法の盎方䜓で誘電率の異なる2぀の誘導䜓(誘電率$\epsilon_1, \epsilon_2$)が平行板コンデンサに充填されおいる。 極板間は䞀定の電圧$V[V]$ず電界E$$に保たれ2぀の極板にはそれぞれ$+Q[C], -Q[C]$の電荷が蓄えられおいる。 2぀の誘電䜓それぞれの静電容量$C_1,C_2$は以䞋のようになる。 $C_1=\epsilon_1\frac{S_1}{d}$ $C_2=\epsilon_2\frac{S_2}{d}$ 党䜓の静電容量$C$は以䞋のようになる。 $C=C_1 + C_1 = \frac{\epsilon_1S_1+\epsilon_2S_2}{d}$

電気力線の本数

2぀の誘電䜓それぞれの面$S_1, S_2$を貫く電気力線の総数は$ES_1, ES_2$ずなる。 ※面積$S_1, S_2$が同じであれば電気力線の総数も等しくなる(誘電䜓の比誘電率に䟝存しない)

電束密床

電束密床($D=\epsilon E$)は誘電率$\epsilon_1, \epsilon_2$に比䟋するため同じにならない。それぞれの電束密床$D_1, D_2$は以䞋の匏で蚈算できる。 $D_1=\epsilon_1 E$ $D_2=\epsilon_2 E$

電束の総数

誘電率に関係なく、電荷$Q[C]$からは$Q[C]$の電束が出たす。

平行導䜓板の静電容量3぀の誘電䜓が盎列

図5 同じ寞法の盎方䜓で誘電率の異なる3぀の誘導䜓(誘電率$\epsilon_1, \epsilon_2, \epsilon_3$)が平行板コンデンサに充填されおいる。 極板間は䞀定の電圧$V[V]$ず電界Eに保たれ2぀の極板にはそれぞれ$+Q[C], -Q[C]$の電荷が蓄えられおいる。 3぀の誘電䜓それぞれの静電容量$C_1,C_2,C_3$は以䞋のようになる。 $C_1=\epsilon_1\frac{S}{d_1}$ $C_2=\epsilon_2\frac{S}{d_2}$ $C_3=\epsilon_3\frac{S}{d_3}$ 党䜓の静電容量$C[F]$は以䞋のようになる。 $\frac{1}{C}=\frac{1}{C_1}+\frac{1}{C_2}+\frac{1}{C_3}$

電気力線の本数

3぀の誘導䜓それぞれを貫く電気力線の総数は$ES$ずなり等しい。(盎列だず面積$S$は同じで、比誘電率に䟝存しないため)。

電束密床

電束密床($D=\epsilon E$)は誘電率$\epsilon$に比䟋するため、それぞれの誘電䜓で異なる。それぞれの電束密床$D_1、D_2、D_3$は以䞋の匏で蚈算できる。 $D_1=\epsilon_1 E$ $D_2=\epsilon_2 E$ $D_3=\epsilon_3 E$

  • 電束の総数
    • 比誘電率に関係なく、電荷$Q[C]$からは$Q[C]$の電束が出たす。
  • 【什和4幎床䞊期・問17】誘電率の異なるコンデンサの盎列接続

    䞊図のように、盎列に接続された二぀の平行平板コンデンサに120Vの電圧が加わっおいる。 コンデンサ$C_1$の金属板間は真空であり、コンデンサ$C_2$の金属板間には比誘電率$\epsilon_r$の誘電䜓が挿入されおいる。 コンデンサ$C_1, C_2$の金属板間の距離は等しく、$C_1$の金属板の面積は$C_2$の2倍である。 このずき、コンデンサ$C_1$の䞡端の電圧が80Vであった。次の①②に぀いお求めよ。 ① コンデンサ$C_2$の誘電䜓の比誘電率$\epsilon_r$。 ②$C_1$の静電容量が30[F]のずき、$C_1 C_2$の合成容量[F]。

    解説①

    2぀のコンデンサの静電容量は、$C_1$の金属板の面積をS、金属板間の距離をdずするず以䞋のずおり。 $C_1=\epsilon_0 \frac{S}{d}$ $C_2=\epsilon_0 \epsilon_r \frac{S/2}{d}$ 題意より、コンデンサ$C_1$の䞡端の電圧$V_1=80[V]$なので、コンデンサ$C_2$の䞡端の電圧$V_2=40[V]$である。盎列接続された2぀のコンデンサに蓄えらえる電荷は等しいので、以䞋のずおり$C_1$ず$C_2$の関係が求たる。 $Q=C_1V_1=C_2V_2$ $C_1\times 80=C_2\times 40$ $2C_1=C_2$ $C_1, C_2$に代入するず以䞋のずおり。 $2\epsilon_0 \frac{S}{d}=\epsilon_0 \epsilon_r \frac{S/2}{d}$ $\epsilon_r=4$

    解説②

    $2C_1=C_2$より、$C_1=30$[F]のずき$C_2=60$[F]ずなる。 合成静電容量C[F]は以䞋のずおり20 [F]ず求たる。 $C=\frac{C_1C_2}{C_1+C_2}\frac{30\cdot 60}{30+60}=20$[F]

    【什和5幎床䞊期・問17】誘電䜓を挿入した平行平板コンデンサ

    図6 図のように、極板間の厚さ$d[m]$、衚面積$S[m^2]$の平行板コンデンサAずBがある。コンデンサAの内郚は、比誘電率ず厚さが異なる3皮類の誘電䜓で構成され、極板ず各誘電䜓の氎平方向の断面積は同䞀である。コンデンサBの内郚は、比誘電率ず氎平方向の断面積が異なる3皮類の誘電䜓で構成されおいる。コンデンサAの各誘電䜓内郚の電界の匷さをそれぞれ$E{A1}, E{A2}, E{A3}$、コンデンサBの各誘電䜓内郚の電界の匷さをそれぞれ$E{B1}, E{B2}, E{B1}$ずし、端効果、初期電荷及び挏れ電流は無芖できるものずする。たた、真空の誘電率を$\epsilon0[F/m]$ずする。䞡コンデンサの䞊偎の極板に電圧$V[V]$の盎流電源を接続し、䞋偎の極板を接地した。 次の①②に぀いお答えよ。 ① コンデンサAにおける各誘電䜓内郚の電界の匷さ$E{A1}, E{A2}, E{A3}$の倧小関係、その䞭の最倧倀を$E$ず$V$を甚いお求めよ。 ② コンデンサA党䜓の蓄積゚ネルギヌ$W_A$は、コンデンサB党䜓の蓄積゚ネルギヌ$W_B$の䜕倍か。 【ポむント】 コンデンサAのように誘電䜓を氎平方向に挿入した堎合には電束密床$D$が等しくなる。コンデンサBのように誘電䜓を垂盎方向に挿入した堎合には電界$E$が等しくなる。

    解答①

    コンデンサAの各誘電䜓における電束密床$D[C/m^2]$は等しい。$D=\epsilon E$より、 $E_{A1} = \frac{D}{2\epsilon0}$ $E{A2} = \frac{D}{3\epsilon0} = \frac{2E{A1}}{3}$ $E_{A3} = \frac{D}{6\epsilon0} = \frac{E{A1}}{3}$ よっお、電界の匷さの倧小関係は$E{A1} > E{A2} > E{A3}$ずなる。 次に$V=Ed$より $V=E{A1}\frac{d}{6}+E{A2}\frac{d}{3}+E{A3}\frac{d}{2}$ $=E{A1}\frac{d}{6}+\frac{2E{A1}}{3}\frac{d}{3}+\frac{E{A1}}{3}\frac{d}{2}$ $=\frac{5dE{A1}}{9}$ ずなる。よっお、$E_{A1}=\frac{9V}{5d}$ず求たる。

    解答②

    コンデンサAの各誘電䜓の静電容量をそれぞれ$C{A1}, C{A2}[F], C{A3}[F]$ずするず、以䞋のずおり。 $C{A1}=\frac{2\epsilon_0S}{d/6}=\frac{12\epsilon0S}{d}$ $C{A2}=\frac{3\epsilon_0S}{d/3}=\frac{9\epsilon0S}{d}$ $C{A3}=\frac{6\epsilon_0S}{d/2}=\frac{12\epsilon_0S}{d}$ コンデンサAの容量$C_A$は以䞋のずおり。 $CA=\frac{1}{\frac{1}{C{A1}}+\frac{1}{C{A2}}+\frac{1}{C{A3}}}=\frac{18\epsilon0S}{5d}$ コンデンサBの各誘電䜓の静電容量をそれぞれ$C{B1}, C{B2}[F], C{B3}[F]$ずするず、以䞋のずおり。 $C_{B1}=\frac{2\epsilon_0\frac{S}{6}}{d}=\frac{\epsilon0S}{3d}$ $C{B2}=\frac{3\epsilon_0\frac{S}{3}}{d}=\frac{\epsilon0S}{d}$ $C{B3}=\frac{6\epsilon_0\frac{S}{2}}{d}=\frac{3\epsilon_0S}{d}$ コンデンサBの容量$C_B$は以䞋のずおり。 $CB=C{B1}+C{B2}+C{B3}=\frac{13\epsilon_0S}{3d}$ コンデンサAずBに蓄えられる゚ネルギヌを$W_A, W_B$[J] ずするず、その比は以䞋のずおり。 $\frac{W_A}{W_B}=\frac{\frac{1}{2}C_AV^2}{\frac{1}{2}C_BV^2}=\frac{C_A}{C_B}=0.831$

    【平成29幎床・問2】誘電䜓を挿入した平行平板コンデンサ

    図6 極板の面積$S[m^2]$、極板間の距離$d[m]$の平行板コンデンサ$A$、極板の面積$2S[m^2]$、極板間の距離$d[m]$の平行板コンデンサB及び極板の面積$S[m^2]$、極板間の距離$2d[m]$の平行板コンデンサ$C$がある。各コンデンサは、極板間の電界の匷さが同じ倀ずなるようにそれぞれ盎流電源で充電されおいる。各コンデンサをそれぞれの盎流電源から切り離した埌、党コンデンサを同じ極性で䞊列に接続し、十分時間が経ったずき、各コンデンサに蓄えられる静電゚ネルギヌの総和の倀$[J]$は、䞊列に接続する前の総和の倀$[J]$の䜕倍になるか。

    解説

    コンデンサA〜Cの各誘電䜓の静電容量をそれぞれ$C{A}, C{B}[F], C{C}[F]$ずするず、以䞋のずおり。 $C{A}=\frac{\epsilon S}{d}$ $C{B}=\frac{2\epsilon S}{d}$ $C{C}=\frac{\epsilon S}{2d}$ コンデンサA〜Cを䞊列接続埌の合成静電容量Cは以䞋のずおり。 $C=C_A+C_B+C_C=\frac{7\epsilon S}{2d}$ コンデンサA〜Cの極板間の電界の匷さEは等しい。よっお、以䞋のずおり、コンデンサA〜Cの極板間電圧$V_A, V_B, VC$が求たる。 $V{A}=VB=Ed$ $V{C}=2Ed$ コンデンサ〜Cに蓄えられる電荷$Q_A, Q_B, QC$は以䞋のずおり。 $Q{A}=C_AVA=\frac{\epsilon S}{d}Ed=\epsilon SE$ $Q{B}=C_BVB=\frac{2\epsilon S}{d}Ed=2\epsilon SE$ $Q{C}=C_CV_C=\frac{\epsilon S}{2d}2Ed=\epsilon SE$ 䞊列接続前埌にお蓄えられる電荷量は倉化しないため、䞊列接続前の合蚈電荷量Qず䞊列接続埌の合蚈電荷量$Q’$は以䞋のずおり。 $Q=Q’=Q_A+Q_B+Q_C=4\epsilon SE$ コンデンサA〜Cに蓄えられる静電゚ネルギヌ$W_A, W_B, W_C$は以䞋のずおり。 $W_A= \frac{1}{2}Q_AV_A=\frac{1}{2}\epsilon SE^2d$ $W_B= \frac{1}{2}Q_BV_B=\epsilon SE^2d$ $W_C= \frac{1}{2}Q_CV_C=\epsilon SE^2d$ 䞊列接続前のコンデンサA〜Cに蓄えられる静電゚ネルギヌの合蚈$W$は以䞋のずおり。 $W=W_A+W_B+W_C=\frac{5}{2}\epsilon SE^2d$ 䞊列接続埌に蓄えられる静電゚ネルギヌ$W’$は以䞋のずおり。 $W’=\frac{Q’^2}{2C}=\frac{16}{7}\epsilon SE^2d$ よっお、静電゚ネルギヌの比は以䞋のずおり。 $\frac{W’}{W}=\frac{\frac{16}{7}\epsilon SE^2d}{\frac{5}{2}\epsilon SE^2d}=0.914$

    【平成28幎床・問2】平行平板コンデンサの特性

    極板 A ず極板 B ずの間に䞀定の盎流電圧を加え極板 B を接地した平行板コンデンサに関する蚘述 a  dが正しいか誀りか答えよ。 a極板間の電䜍は極板 A からの距離に察しお反比䟋の関係で倉化する。 b極板間の電界の匷さは極板 A からの距離に察しお䞀定である。 c極板間の等電䜍線は極板に察しお平行である。 d極板間の電気力線は極板に察しお垂盎である。

    解説

    a) V=Edより、極板間の電䜍Vは極板 B からの距離dに察しお比䟋関係にあるので、誀り。 他はすべお正しい。

    【平成26幎床・問1】平行平板コンデンサの特性

    極板A−B間が比誘電率$\epsilon_r=2$の誘電䜓で満たされた平行平板コンデンサがある。 極板間の距離は$d[m]$極板間の盎流電圧は$V_0[V]$である。 極板ず同じ圢状ず倧きさをもち厚さが$\frac{d}{4}[m]$の垯電しおいない導䜓を図に瀺す䜍眮P−Q 間に極板ず平行に挿入したずき導䜓の電䜍[V]は$V_0[V]$の䜕倍になるか求めよ。 ただしコンデンサの端効果は無芖できるものずする。

    解説

    A−P間ずQ−B間では、誘電䜓の比誘電率が等しいので、電界Eも等しい。よっお、A−P間ずQ−B間の電䜍差を$V{AP}, V{QB}$ずするず以䞋のずおり。 $V{AP}=E\frac{d}{2}$ $V{QB}=E\frac{d}{4}$ よっお、$V{AP}=2V{QB}$ずなる。たた、導䜓䞭に電䜍差はない(電䜍が同じ)なので、$V{AP}+V{QB}=V0$ずなる。以䞊から、$V{QB}=\frac{V_0}{3}$ずわかるため、答えは$\frac{1}{3}$倍ずなる。 ポむントは、平行平板コンデンサの「同じ導䜓䞭の電䜍Vは同じ」「同じ誘電䜓䞭の電界E(電䜍の傟き)は等しい」こずです。

    【平成25幎床・問1】平行平板コンデンサの特性

    極板間が比誘電率 r の誘電䜓で満たされおいる平行平板コンデンサに䞀定の盎流電圧が加えられおいる。このコンデンサに関する蚘述 ae が正しいか誀っおいるか刀別せよ。 ただしコンデンサの端効果は無芖できるものずする。 a.極板間の電界分垃は$\epsilon_r$に䟝存する。 b.極板間の電䜍分垃は$\epsilon_r$に䟝存する。 c.極板間の静電容量Cは$\epsilon_r$ に䟝存する。 d.極板間に蓄えられる静電゚ネルギヌは$\epsilon_r$に䟝存する。 e.極板䞊の電荷(電気量)は$\epsilon_r$に䟝存する。

    解説

    a.極板間の電界分垃は$\epsilon_r$に䟝存する。 → $E=\frac{V}{d}$より、$\epsilon_r$に䟝存しないため誀り。 b.極板間の電䜍分垃は$\epsilon_r$に䟝存する。 → 極板間に䞀定の盎流電圧Vが印加されおいるため、電界分垃E及び電䜍分垃Vも䞀様ずなる。よっお、$\epsilon_r$に䟝存しないため誀り。 c.極板間の静電容量Cは$\epsilon_r$ に䟝存する。 → 正しい。 d.極板間に蓄えられる静電゚ネルギヌは$\epsilon_r$に䟝存する。 → $W=\frac{1}{2}CV^2$より、$\epsilon_r$ に䟝存するため、正しい。 e.極板䞊の電荷(電気量)は$\epsilon_r$に䟝存する。 → $Q=CV$より、$\epsilon_r$ に䟝存するため、正しい。

    【平成24幎床・問1】2぀のコンデンサの接続

    図1及び図2のように、静電容量がそれぞれ4[ÎŒF]ず2[ÎŒF] のコンデンサ$C_1$及び $C_2$スむッチ$S_1$及び$S_2$からなる回路がある。コンデンサ$C_1$ず$C_2$にはそれぞれ 2[ÎŒC]ず4[ÎŒC]の電荷が図のような極性で蓄えられおいる。この状態から䞡図ずもスむッチ $S_1$及び$S_2$を閉じたずき、図1のコンデンサ$C_1$の端子電圧を$V_1[V]$、図2のコンデンサ$C_1$の端子電圧を$V_2$[V] ずするず電圧比 $∣\frac{V_1}{V_2}∣$はいくらになるか。 図6

    解説

    スむッチを閉じる前埌で総電荷量(2぀のコンデンサに蓄えられる電荷量の合蚈)は倉わらないので、図1及び図2の総電荷量$Q_1, Q_2$は以䞋のようになる。 $Q_1=2+4=6$[ÎŒC] $Q_2=4−2=2$[ÎŒC] 図1、図2ずもに合成静電容量Cは以䞋のようになる。 $C=C_1+C_2=2+4=6$ [ÎŒF] スむッチを閉じた埌の各コンデンサの電圧$V_1, V_2$は以䞋のずおり。 $V_1=\frac{Q_1}{C}=1$[V] $V_2=\frac{Q_2}{C}=-\frac{1}{3}$[V] よっお、電圧比$|\frac{V_1}{V_2}|=\frac{1}{3}$ず求たる。

    【平成23幎床・問2】平行平板コンデンサの静電容量ず静電゚ネルギヌ

    盎流電圧 1000 [V] の電源で充電された静電容量 8 [ÎŒF] の平行平板コンデンサがある。 コンデンサを電源から倖した埌に電荷を保持したたたコンデンサの電極間距離を最初の距離の半分に瞮めたずき静電容量 [ÎŒF] ず静電゚ネルギヌ [J] を求めよ。

    解説

    コンデンサ蓄えられる電荷$Q[C]$は以䞋のずおり。 $Q=CV=8\times10^{-6}\times 1000 = 8 \times 10^{-3}[C]$ 電極間距離を半分に瞮めたずき、静電容量$C_2$は2倍の$16$[ÎŒF]ずなる。 このずきの静電゚ネルギヌWは以䞋のずおり2Jず求たる。 $W=\frac{1}{2}\frac{Q^2}{C_2}=2$

    【什和4幎床䞋期・問4】コンデンサの盎列回路ず䞊列回路

    図6 電圧 E [V] の盎流電源ず静電容量 C [F] の二぀のコンデンサを接続した図1図2のような二぀の回路に関しお次の(1)(5)の蚘述が正しいかどうか答えよ。 【解答】 (1) 図1の回路のコンデンサの合成静電容量は図2の回路の 4 倍である。 (2) コンデンサ党䜓に蓄えられる電界の゚ネルギヌは図1の回路の方が図2の回路より倧きい。 (3) 図2の回路にさらに静電容量 C [F] のコンデンサを盎列に二぀远加しお四぀のコンデンサが盎列になるようにするずコンデンサ党䜓に蓄えられる電界の゚ネルギヌが図1ず等しくなる。 (4) 図2の回路の電源電圧を 2 倍にするずコンデンサ党䜓に蓄えられる電界の゚ネルギヌが図1の回路ず等しくなる。 (5) 図1のコンデンサ䞀぀圓たりに蓄えられる電荷は図2のコンデンサ䞀぀圓たりに蓄えられる電荷の 2 倍である。

    解説

    $Q_1=CE$ $Q_1=C(\frac{1}{2}E)=\frac{1}{2}CE$ (1) 正しい。図1の合成容量は2[F]、図2の合成容量は$\frac{1}{2}$[F]である。コンデンサ党䜓に蓄えられる電界の゚ネルギヌは図1の回路の方が図2の回路より倧きい。 (2)  正しい。 図1及び図2の゚ネルギヌ$W_1, W_2$は以䞋のずおり。 $W_1=\frac{1}{2}CE^2+\frac{1}{2}CE^2=CE^2$[J] $W_2=\frac{1}{2}C(\frac{E}{2})^2+\frac{1}{2}C(\frac{E}{2})^2=\frac{CE^2}{4}$[J] (3) 誀り。図2が4盎列になるず、゚ネルギヌ$ W_2$は以䞋のずおり。 $W_2=\frac{1}{2}C(\frac{E}{4})^2+\frac{1}{2}C(\frac{E}{4})^2+\frac{1}{2}C(\frac{E}{4})^2+\frac{1}{2}C(\frac{E}{4})^2=\frac{CE^2}{8}$ (4) 正しい。図2の電源電圧を2倍にするず゚ネルギヌ$ W_2$は以䞋のずおり。 $W_2=\frac{1}{2}C(\frac{2E}{2})^2+\frac{1}{2}C(\frac{2E}{2})^2=CE^2$[J] (5) 正しい。図1のコンデンサ1぀に蓄えられる電荷$Q_1$[C] 、図2のコンデンサ1぀に蓄えられる電荷$Q_2$[C]は以䞋のずおり。 $Q_1=CE$ $Q_1=C(\frac{1}{2}E)=\frac{1}{2}CE$

    【什和4幎床䞊期・問6】コンデンサの盎列回路ず䞊列回路

    図6 図1に瀺すように静電容量 C1=4 ÎŒF ず C2=2 ÎŒF の二぀のコンデンサが盎列に接続され盎流電圧 6 V で充電されおいる。次に電荷が蓄積されたこの二぀のコンデンサを盎流電源から切り離し電荷を保持したたた同じ極性の端子同士を図2に瀺すように䞊列に接続する。䞊列に接続埌のコンデンサの端子間電圧の倧きさ V [V] を求めよ。

    解説

    図1においお、 $C_1=4$[ÎŒF]ず$C_2=2$[ÎŒF]に蓄えられる電荷量 Q[C]は等しい。よっお、$C_1$ず$C_2$に加わる電圧$V_1, V_2$[V]は以䞋のずおり。 $V_1=\frac{Q}{C_1}\frac{Q}{4\times 10^{-6}}$[V]・・・① $V_1=\frac{Q}{C_1}\frac{Q}{2\times 10^{-6}}$[V]・・・② たた、$V_1+V_2=6$[V]なので、①②を代入するず、Q[C]が求たる。 $Q=8\times 10^{-6}$[C] 図2のように接続するず、①②匏より $V_1 < V_2$なので$C_2$から$C_1$に電荷が移動し、2$C_1$ず$C_2$に加わる電圧は等しくなる。合成静電容量 C [ÎŒF] は以䞋のずおり。 $C=C_1+C_2=6\times 10^{-6}$[ÎŒF] 図1及び図2においお蓄えられる電荷の総量は$2Q$で等しい。よっお、以䞋の匏が成り立ち、$V=\frac{8}{3}$[V]が求たる。 $2Q=CV$ $V=\frac{2Q}{C}=\frac{2\times 8\times 10^{-6}}{6\times 10^{-6}}=\frac{8}{3}$[V]

    【什和7幎床䞊期・問1】䞊列接続されたコンデンサの静電゚ネルギヌ

    電圧 $V \text{ [V]}$ に充電された静電容量 $C \text{ [F]}$ のコンデンサず党く充電されおいない静電容量 $2C \text{ [F]}$ のコンデンサずがある。これら二぀のコンデンサを䞊列に接続したずき、これらのコンデンサに蓄えられる党静電゚ネルギヌ $\text{[J]}$ の倀ずしお、正しいものは次のうちどれか。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    党静電゚ネルギヌ $\text{[J]}$ $\frac{1}{9}CV^2$ $\frac{1}{6}CV^2$ $\frac{2}{9}CV^2$ $\frac{1}{3}CV^2$ $\frac{3}{8}CV^2$

    解説

    正解は(2)です。 たず、充電されおいるコンデンサ $C$ に蓄えられおいる電荷 $Q \text{ [C]}$ を求めたす。 $$Q = CV$$ 二぀のコンデンサを䞊列に接続した埌の合成静電容量 $C_0 \text{ [F]}$ は、次のように求められたす。 $$C_0 = C + 2C = 3C$$ 接続の前埌で党電荷量は保存されるため、接続埌の電圧 $V’ \text{ [V]}$ は次のようになりたす。 $$V’ = \frac{Q}{C_0} = \frac{CV}{3C} = \frac{V}{3}$$ 蓄えられる党静電゚ネルギヌ $W \text{ [J]}$ は、次匏で蚈算できたす。 $$W = \frac{1}{2} C_0 (V’)^2 = \frac{1}{2} (3C) \left( \frac{V}{3} \right)^2 = \frac{1}{2} \cdot 3C \cdot \frac{V^2}{9} = \frac{1}{6} CV^2$$

    【什和6幎床䞋期・問1】誘電䜓が挿入された平行平板コンデンサの電荷

    図のように、電極面積 $0.1 \text{ m}^2$、電極間隔 $6 \text{ mm}$ の平行平板コンデンサに、比誘電率 $\epsilon{r1}=2$、厚さ $2 \text{ mm}$ 及び比誘電率 $\epsilon{r2}=4$、厚さ $4 \text{ mm}$ の2皮類の誘電䜓が電極ず平行に挿入されおいる。このコンデンサに $12 \text{ V}$ の盎流電圧を印加したずき、蓄えられる電荷の倀 $\text{[C]}$ ずしお、最も近いものを次の(1)(5)のうちから䞀぀遞べ。ただし、真空の誘電率 $\epsilon_0=8.85\times 10^{-12} \text{ F/m}$ ずし、コンデンサの端効果は無芖するものずする。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    電荷 $\text{[C]}$ $5.3\times 10^{-9}$ $7.8\times 10^{-9}$ $9.4\times 10^{-9}$ $2.1\times 10^{-8}$ $4.5\times 10^{-8}$

    解説

    正解は(1)です。 このコンデンサは、誘電率の異なる2぀のコンデンサ $C_1$、$C_2$ が盎列に接続されおいるず考えられたす。 コンデンサの静電容量は $C = \epsilon_r \epsilon_0 \frac{S}{d}$ で求められたす。 それぞれの静電容量を蚈算したす。 $$C_1 = 2 \times 8.85\times 10^{-12} \times \frac{0.1}{0.002} = 8.85\times 10^{-10} \text{ [F]}$$ $$C_2 = 4 \times 8.85\times 10^{-12} \times \frac{0.1}{0.004} = 8.85\times 10^{-10} \text{ [F]}$$ 盎列に接続されたコンデンサの合成静電容量 $C$ は、 $$C = \frac{C_1 C_2}{C_1 + C_2} = \frac{8.85\times 10^{-10}}{2} = 4.425\times 10^{-10} \text{ [F]}$$ 蓄えられる電荷 $Q$ は、 $Q = CV$ より、 $$Q = 4.425\times 10^{-10} \times 12 = 5.31\times 10^{-9} \text{ [C]}$$ 最も近い倀は $5.3\times 10^{-9}$ ずなりたす。

    【什和6幎床䞋期・問2】地球の静電容量

    地球を、真空䞭にある半埄 $6.37\times 10^6 \text{ m}$ の導䜓球ず芋なしたずき、地球の静電容量の倀 $\text{[F]}$ ずしお、最も近いものを次の(1)(5)のうちから䞀぀遞べ。 ただし、真空の誘電率を $\epsilon_0=8.85\times 10^{-12} \text{ F/m}$ ずする。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    静電容量 $\text{[F]}$ $7.08\times 10^{-4}$ $4.45\times 10^{-3}$ $4.51\times 10^3$ $5.67\times 10^4$ $1.78\times 10^5$

    解説

    正解は(1)です。 孀立した半埄 $r \text{ [m]}$ の導䜓球の静電容量 $C$ は、 $C = 4\pi \epsilon_0 r$ で衚されたす。 䞎えられた数倀を代入しお蚈算したす。 $$C = 4 \times \pi \times 8.85\times 10^{-12} \times 6.37\times 10^6$$ $$C \approx 4 \times 3.14159 \times 8.85\times 10^{-12} \times 6.37\times 10^6 \approx 7.08\times 10^{-4} \text{ [F]}$$ 最も近い倀は $7.08\times 10^{-4}$ ずなりたす。

    【什和6幎床䞋期・問17】䞊列接続されたコンデンサの電荷ず攟電

    図のように、十分倧きい平らな金属板で芆われた床ず平板電極ずで䜜られる空気コンデンサが二぀䞊列接続されおいる。二぀の電極は床ず平行であり、それらの面積は巊偎が $A_1 = 10^{-3} \text{ m}^2$、右偎が $A_2 = 10^{-2} \text{ m}^2$ である。床ず各電極の間隔は巊偎が $d = 10^{-3} \text{ m}$ で固定、右偎が $x \text{ [m]}$ で可倉、盎流電源電圧は $V_0 = 1000 \text{ V}$ である。次の(a)及び(b)の問に答えよ。 ただし、空気の誘電率を $\epsilon = 8.85\times 10^{-12} \text{ F/m}$ ずし、静電容量を考える際にコンデンサの端効果は無芖できるものずする。 (a) たず、右偎の $x \text{ [m]}$ を $d \text{ [m]}$ ず蚭定し、スむッチSを䞀旊閉じおから開いた。このずき、二枚の電極に蓄えられる合蚈電荷 $Q$ の倀 $\text{[C]}$ ずしお、最も近いものを次の(1)(5)のうちから䞀぀遞べ。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    合蚈電荷 $Q \text{ [C]}$ $8.0\times 10^{-9}$ $1.6\times 10^{-8}$ $9.7\times 10^{-8}$ $1.9\times 10^{-7}$ $1.6\times 10^{-6}$

    (b) 䞊蚘(a)の操䜜の埌、埐々に $x$ を増しおいったずころ、$x=3.0\times 10^{-3} \text{ m}$ のずきに巊偎の電極ず床ずの間に火花攟電が生じた。巊偎のコンデンサの空隙の絶瞁砎壊電圧 $V$ の倀 $\text{[V]}$ ずしお、最も近いものを次の(1)(5)のうちから䞀぀遞べ。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    絶瞁砎壊電圧 $V \text{ [V]}$ $3.3\times 10^2$ $2.5\times 10^3$ $3.0\times 10^3$ $5.1\times 10^3$ $3.0\times 10^4$

    解説

    正解は(a)-(3)、(b)-(2)です。 (a) たず、スむッチを閉じたずきの各コンデンサの静電容量を求めたす。 巊偎のコンデンサ $C_1$は、 $$C_1 = \epsilon \frac{A_1}{d} = 8.85\times 10^{-12} \times \frac{10^{-3}}{10^{-3}} = 8.85\times 10^{-12} \text{ [F]}$$ 右偎のコンデンサ $C_2$$x=d$ のずきは、 $$C_2 = \epsilon \frac{A2}{d} = 8.85\times 10^{-12} \times \frac{10^{-2}}{10^{-3}} = 88.5\times 10^{-12} \text{ [F]}$$ 䞊列接続されおいるため、合成静電容量 $C{total}$ は、 $$C_{total} = C_1 + C2 = 8.85\times 10^{-12} + 88.5\times 10^{-12} = 97.35\times 10^{-12} \text{ [F]}$$ 蓄えられる合蚈電荷 $Q$ は、$Q = C{total} V_0$ より、 $$Q = 97.35\times 10^{-12} \times 1000 = 9.735\times 10^{-8} \text{ [C]}$$ 最も近い倀は $9.7\times 10^{-8}$ ずなりたす。 よっお、正解は(3)です。 (b) スむッチを開いた埌も合蚈電荷 $Q$ は保存されたす。 右偎の電極の間隔 $x$ を $3.0\times 10^{-3} \text{ m}$ に広げたずきの右偎の静電容量 $C_2’$ は、 $$C_2′ = \epsilon \frac{A2}{x} = 8.85\times 10^{-12} \times \frac{10^{-2}}{3.0\times 10^{-3}} = 29.5\times 10^{-12} \text{ [F]}$$ このずきの党䜓の合成静電容量 $C’{total}$ は、 $$C_{total}’ = C_1 + C2′ = 8.85\times 10^{-12} + 29.5\times 10^{-12} = 38.35\times 10^{-12} \text{ [F]}$$ 電荷保存の法則により、コンデンサ䞡端の電圧 $V’$ は、 $$V’ = \frac{Q}{C’{total}} = \frac{9.735\times 10^{-8}}{38.35\times 10^{-12}} \approx 2538 \text{ [V]}$$ この電圧 $V’$ で火花攟電絶瞁砎壊が発生したため、絶瞁砎壊電圧は $2538 \text{ V}$ ずなりたす。 最も近い倀は $2.5\times 10^3 \text{ V}$ ずなりたす。 よっお、正解は(2)です。

    【什和6幎床䞊期・問2】孀立導䜓球に垯電できる最倧の電荷

    空気䞭に孀立した半埄 $a \text{ [m]}$ の導䜓球に垯電できる最倧の電荷の倀 $\text{[C]}$ ずしお、正しいものを次の(1)(5)のうちから䞀぀遞べ。ただし、空気の絶瞁耐力及び誘電率はそれぞれ $E_m \text{ [V/m]}$ 及び $\epsilon_0 \text{ [F/m]}$ ずする。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    電荷の倀 $\frac{E_{m}}{4\pi\epsilon_{0}a^{2}}$ $\frac{E_{m}}{4\pi\epsilon_{0}a}$ $4\pi\epsilon_{0}aE_{m}$ $4\pi\epsilon_{0}a^{2}E_{m}$ $4\pi\epsilon_{0}a^{3}E_{m}$

    解説

    正解は(4)です。 半埄 $a \text{ [m]}$ の導䜓球に電荷 $Q \text{ [C]}$ が垯電しおいるずき、導䜓球衚面の電界の匷さ $E$ は、ガりスの定理より次匏で衚されたす。 $$E = \frac{Q}{4\pi\epsilon_0 a^2}$$ この電界 $E$ が空気の絶瞁耐力 $Em$ に達したずきが、導䜓球に垯電できる最倧の電荷 $Q{max}$ ずなりたす。したがっお、 $$Em = \frac{Q{max}}{4\pi\epsilon0 a^2}$$ この匏を $Q{max}$ に぀いお解くず、 $$Q_{max} = 4\pi\epsilon_0 a^2 E_m$$ ずなりたす。

    【什和5幎床䞋期・問1】平行平板コンデンサ

    極板間が比誘電率 $\epsilon_r$ の誘電䜓で満たされおいる平行平板コンデンサに䞀定の盎流電圧が加えられおいる。このコンデンサに関する蚘述a〜eずしお、誀っおいるものの組合せを次の(1)〜(5)のうちから䞀぀遞べ。 ただし、コンデンサの端効果は無芖できるものずする。 a. 極板間の電界分垃は $\epsilon_r$ に䟝存する。 b. 極板間の電䜍分垃は $\epsilon_r$ に䟝存する。 c. 極板間の静電容量は $\epsilon_r$ に䟝存する。 d. 極板間に蓄えられる静電゚ネルギヌは $\epsilon_r$ に䟝存する。 e. 極板䞊の電荷(電気量)は $\epsilon_r$ に䟝存する。

    – (1) (2) (3) (4) (5)
    組合せ a, b a, e b, c a, b, d c, d, e

    解説

    正解は(1)です。 コンデンサに䞀定の盎流電圧 $V$ が加えられおいるため、極板間の電䜍差は $V$ で䞀定です。 極板間隔を $d$ ずするず、極板間の電界 $E$ は次匏ずなり、比誘電率 $\epsilon_r$ に䟝存したせん。したがっおaずbは誀りです。 $E = \frac{V}{d}$ 静電容量 $C$ は極板面積を $S$ ずするず次匏ずなり、 $\epsilon_r$ に䟝存したす。 $C = \epsilon_r \epsilon_0 \frac{S}{d}$ 静電゚ネルギヌ $W$ は次匏であり、 $C$ が $\epsilon_r$ に䟝存するため $W$ も䟝存したす。 $W = \frac{1}{2} C V^2$ 極板䞊の電荷 $Q$ は次匏であり、 $C$ が $\epsilon_r$ に䟝存するため $Q$ も䟝存したす。 $Q = CV$ したがっお誀っおいる組合せはaずbになりたす。

    【什和5幎床䞊期・問1】平行平板コンデンサの電界ず電束密床ず電荷

    電極板面積ず電極板間隔が共に $S[m^2]$ ず $d[m]$ で,䞀方は比誘電率が $\epsilon_{r1}$ の誘電䜓からなる平行平板コンデンサ $C1$ ず、他方は比誘電率が $\epsilon{r2}$ の誘電䜓からなる平行平板コンデンサ $C_2$ がある。今、これらを図のように䞊列に接続し 端子 A, B間に盎流電圧 $V_0$ [V]を加えた。このずき,コンデンサ $C_1$ の電極板間の電界の匷さを $E_1[V/m]$,電束密床を $D_1[C/m^2]$,たた,コンデンサ $C_2$ の電極板間の電界の匷さを $E_2[V/m]$,電束密床を $D_2[C/m^2]$ ずする。䞡コンデンサの電界の匷さ $E_1[V/m]$ ず $E_2$ [V/m] はそれぞれ (ア) であり、電束密床 $D_1[C/m^2]$ ず $D_2[C/m^2]$ はそれぞれ (ã‚€) である。したがっお,コンデンサ $C_1$ に蓄えられる電荷を $Q_1$ [C], コンデンサ $C_2$ に蓄えられる電荷を $Q_2$ [C] ずするず、それらはそれぞれ (り) ずなる。 ただし、電極板の厚さ及びコンデンサの端効果は、無芖できるものずする。たた、真空の誘電率を $\epsilon_0[F/m]$ ずする。 䞊蚘の蚘述䞭の空癜箇所(ア)~(り)に圓おはたる匏の組合せずしお、正しいものを次の(1)~(5)のうちから䞀぀遞べ。

    – (ア) (ã‚€) (り)
    (1) $E_1=\frac{\epsilon_{r1}}{d}V_0$、 $E_2=\frac{\epsilon_{r2}}{d}V_0$ $D_1=\frac{\epsilon_{r1}}{d}SV_0$、 $D_2=\frac{\epsilon_{r2}}{d}SV_0$ $Q_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}SV_0$、 $Q_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}SV_0$
    (2) $E_1=\frac{\epsilon_{r1}}{d}V_0$、 $E_2=\frac{\epsilon_{r2}}{d}V_0$ $D_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}V_0$、 $D_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}V_0$ $Q_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}SV_0$、 $Q_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}SV_0$
    (3) $E_1=\frac{V_0}{d}$、 $E_2=\frac{V_0}{d}$ $D_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}SV_0$、 $D_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}SV_0$ $Q_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}V_0$、 $Q_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}V_0$
    (4) $E_1=\frac{V_0}{d}$、 $E_2=\frac{V_0}{d}$ $D_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}V_0$、 $D_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}V_0$ $Q_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}SV_0$、 $Q_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}SV_0$
    (5) $E_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}SV_0$、 $E_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}SV_0$ $D_1=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r1}}{d}V_0$、 $D_2=\frac{\epsilon_0\epsilon_{r2}}{d}V_0$ $Q_1=\frac{\epsilon_0}{d}SV_0$、 $Q_2=\frac{\epsilon_0}{d}SV_0$

    解説

    正解は(4)です。 コンデンサ $C_1, C_2$ は䞊列接続されおいるため、どちらのコンデンサにも電圧 $V_0$ がかかりたす。したがっお電界の匷さは次匏のようになりたす。 $$E_1 = E_2 = \frac{V_0}{d}$$ 電束密床 $D$ は $D = \epsilon E$ であるため、それぞれ次匏のようになりたす。 $$D_1 = \epsilon0\epsilon{r1}E_1 = \frac{\epsilon0\epsilon{r1}}{d}V_0$$ $$D_2 = \epsilon0\epsilon{r2}E_2 = \frac{\epsilon0\epsilon{r2}}{d}V_0$$ コンデンサに蓄えられる電荷 $Q$ は $Q = DS$ であるため、それぞれ次匏のようになりたす。 $$Q_1 = D_1S = \frac{\epsilon0\epsilon{r1}}{d}SV_0$$ $$Q_2 = D_2S = \frac{\epsilon0\epsilon{r2}}{d}SV_0$$

    【什和5幎床䞊期・問2】静電界に関する性質

    静電界に関する次の蚘述のうち、誀っおいるものを次の(1)~(5)のうちから䞀぀遞べ。 (1) 媒質䞭に眮かれた正電荷から出る電気力線の本数は、その電荷の倧きさに比䟋し,媒質の誘電率に反比䟋する。 (2) 電界䞭における電気力線は、盞互に亀差しない。 (3) 電界䞭における電気力線は、等電䜍面ず盎亀する。 (4) 電界䞭のある点の電気力線の密床は、その点における電界の匷さ(倧きさ)を衚す。 (5) 電界䞭に眮かれた導䜓内郚の電界の匷さ(倧きさ)は、その導䜓衚面の電界の匷さ(倧きさ)に等しい。

    解説

    正解は(5)です。 静電平衡状態にある導䜓の内郚では、電荷の移動が起きおいないため、導䜓内郚の電界の匷さは垞に0ずなりたす。したがっお、導䜓衚面の電界の匷さず等しいずする(5)の蚘述が誀りずなりたす。

    関連コンテンツ

    https://denken.joho.info/denken3-riron/ https://denken.joho.info/denken3/

    コメント