金属線ぴ工事についてまとめました。
## 【ポイント】金属線ぴ工事
金属線ぴ工事は、メタルモールやレースウェイ内に電線を通す工事方法です。
| – | 工事のポイント |
|---|---|
| 電線 | 絶縁電線(OW以外) |
| 支持点間距離 | ●1.5m以下 |
| 接地 | ●D種接地工事 |
| D種接地を省略できる条件 | ●金属線ぴの長さが4m以下の場合 ●対地電圧150V以下 & 金属線ぴの長さが8m以下 & 簡易接触防護措置を施す、もしくは乾燥した場所の場合 |
| 注意 | ●金属線ぴ相互、金属線ぴとボックスは電気的に接続する |
| 禁止事項 | ●金属線ぴ内で電線を接続(電線を分岐する場合で接続点を容易に点検できる場合はOK) ●低圧の屋側配線で金属線ぴ工事 |
## 【金属線ぴの種類】メタルモール、レースウェイ
金属線ぴは、「1種金属製線ぴ(メタルモール)」と「2種金属製線ぴ(レースウェイ)」の2種類があります。
| 種別 | 概要 |
|---|---|
| 1種金属製線ぴ(メタルモール) | 幅が4cm未満 |
| 2種金属製線ぴ(レースウェイ) | 幅が4cm以上5cm以下 |
※幅が5cmを超えると「金属ダクト」になる
| – | 参考文献・関連ページ |
|---|---|
| 1 | ■【第二種電気工事士】例題・試験対策まとめ |
| 2 | ■【電験三種】例題・試験対策まとめ |
| 3 | ■電気・電子回路入門 |
| 4 | ■複線図のデータ |

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