バイポーラ電源とは?意味や使い方、規格についてまとめました。
【はじめに】バイポーラ電源とは
バイポーラ電源とは、次のグラフのうち「1~4象限の全ての領域で動作できる電源」のことです。
つまり、電圧・電流ともに正負の値を両方とも出力できます。
種別 | 動作 |
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第2・4象限 | ・電力を吸収(シンクモード) ・系統へ電力を戻す、もしくは内部素子・抵抗などで熱に変換して損失 |
第1・3象限 | ・電力を供給(ソースモード) |
系統へ電力を戻すことを「回生」といいます。
【バイポーラ電源】利用用途
バイポーラ電源は、電気回路に「コンダクタ(容量性負荷)」「インダクタ(誘導性負荷)」がある場合でも定電圧動作をさせることができます。
負荷が「コンダクタ(容量性負荷)」「インダクタ(誘導性負荷)」がある場合、負荷線が全領域にあります。
バイポーラ電源を使うと、その全領域で動作(定電圧動作も可能)できます。
をさせることができます。
– | 参考文献・関連ページ |
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1 | ■【第二種電気工事士】例題・試験対策まとめ |
2 | ■【電験三種】例題・試験対策まとめ |
3 | ■電気・電子回路入門 |
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