金属ダクト工事についてまとめました。
## 【ポイント】金属ダクト工事
金属ダクトでは、金属製のダクト中に電線を通して配線します。
引出口などで多数の配線を収める必要のある工場やビルでよく利用されています。
– | 工事のポイント |
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電線 | 絶縁電線(OW以外) ●断面積の総和は内部断面積の20%以下 (電光サイン、出退表示灯などの配線のみを収める場合は50%以下) |
支持点間距離 | ●3m以下 |
ダクト終端部 | ●閉そくする |
接地 | ●金属ダクトに対して、使用電圧300V以下ならD種接地工事、300V超ならC種接地工事 (接触防護措置を施す場合は300V超えでもD種接地工事でOK) |
注意 | ●金属ダクト相互は電気的に接続する |
禁止事項 | ●金属ダクト内で電線を接続(電線を分岐する場合で接続点を容易に点検できる場合はOK) |
– | 参考文献・関連ページ |
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1 | ■【第二種電気工事士】例題・試験対策まとめ |
2 | ■【電験三種】例題・試験対策まとめ |
3 | ■電気・電子回路入門 |
4 | ■複線図のデータ |
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