【電験3種・電力】VT・CT・VCT・ZCTの違いと仕組みを解説

電験3種(電力)で出題されるVT・CT・VCT・ZCTの違いと仕組みを解説します。

電力需給用計器用変成器(VCT)

電力需給用計器用変成器(VCT:Voltage and Current Transformer)は、計器用変流器(CT)と計器用変圧器(VT)を1つに箱に収めたものです。通常は、電力会社が設置及び管理しており、電力量計と組み合わせて電力測定を行い、測定結果に従って電気代を需要家に請求します。二次側の定格は、通常は「110V、5A」となっています。

計器用変流器(CT)

計器用変流器(CT:Current Transformer)は、高圧や特別高圧の交流電流を、電流計や保護継電器などの機器で扱いやすい低電流に変換する計器用変成器です。電路に直列に接続します。二次側を開放すると高電圧が発生し絶縁破壊の恐れがあるため、常に低インピーダンス(短絡状態)に保つ必要があります。

計器用変圧器(VT)

計器用変圧器(VT:Voltage Transformer)は、高圧や特別高圧の交流電圧を、電圧計や保護継電器などの機器で扱いやすい低電圧(一般に110V)に変換する計器用変成器です。二次側を短絡すると大電流が発生しショートの恐れがあるため、常に高インピーダンス(開放状態)に保つ必要があります。


※計器用変成器のイメージ(左:計器用変流器CT、右:計器用変圧器VT)

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