リチウムイオン電池における振動試験の特徴・内容・手順などについてまとめました。
振動試験とは
リチウムイオン電池における「振動試験」では、振動がかかる「輸送時の電池」や「EV等の乗り物に搭載される電池」の安全性を評価するためのものです。
様々な種類の振動を加え、電池が破損したり、内部短絡や発火等ないかを調べます。
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振動試験の種類
振動試験には、様々な種類があります。
試験の種類 | 概要 |
---|---|
輸送振動試験 | 【概要】 電池を車や航空機などで輸送したときの振動を模擬した試験。 【主な規格】 国連輸送(UN)試験 |
地震波振動試験 | 【概要】 「阪神淡路大震災」などの地震により振動を模擬した試験。 【主な規格】 NEBS規格(Zone0~4)、NTT耐震規格、NTTファシリティーズ耐震試験規格、JIS C 6011-2、JIS C 60068-3-3、JIS C 60068-2-57、JIS C 60068-2-81など |
試験動画
■輸送振動試験(IDEX社)
■地震波振動試験(IMV社)
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